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    海ノ民話のまち 秋田県男鹿市の海ノ民話アニメーション 「黒神と赤神の戦い」が完成! 上映会と特別授業を開催しました

    情報解禁日時:2024年02月21日 15時46分

    一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2024年2月19日(月)、秋田県男鹿市にて男鹿市を舞台に制作したアニメ「黒神と赤神の戦い」の上映会と特別授業(フィールドワーク)を開催いたしました。

    このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。




















     

     イベント概要                                   

    名称海ノ民話アニメーション「黒神と赤神の戦い」上映会および特別授業
    主催一般社団法人日本昔ばなし協会
    共催日本財団 海と日本プロジェクト
    日時2024年2月19日(月)13時25分~14時30分 
    会場男鹿市立脇本第一小学校 第3学年教室
    参加者脇本第一小学校第3学年児童25名
    実施概要

    脇本第一小学校の授業内で、2023年度を通して総合学習として地元男鹿市、脇本地区について学んできた第3学年児童25名(当日1名欠席)を対象に実施。


     

    ■講師

    海ノ民話のまちプロジェクト PRプロデューサー​ 柴田 英知 氏

    男鹿市文化財保護審議会委員 永井 登志樹 氏(男鹿市海ノ民話のまち実行委員)


     

    ■上映会

    ・海と日本プロジェクト「海ノ民話のまちプロジェクト」概要説明

    ・海ノ民話アニメーション「黒神と赤神の戦い」上映​


     

    ■特別授業(フィールドワークの代替)

    柴田氏による授業内容

    ・海ノ民話のまちプロジェクトの意義

    ・漫画とアニメの違い

    ・民話アニメの制作 等

    永井氏による授業内容

    ・民話の舞台(青森県竜飛崎・十和田湖・秋田県男鹿半島)の説明

    ・民話に登場する「孔雀の窟」の動画・絵画を活用した解説

    ・ジオパークに認定された男鹿半島の地質的な特徴 等


     

     開催レポート                                   

     「黒神と赤神の戦い」は、黒神が住む青森県竜飛崎と赤神が住む秋田県男鹿半島の地質の違いから想起された秋田県男鹿市に伝わる海の民話だと考えられています。「黒神」が住んだ竜飛崎の岩は雄々しい黒色であるのに対し、「赤神」が住んだ男鹿半島の岩場は少し赤みを帯びた穏やかな形をしています。秋田と青森を舞台にした物語に照らし合わせて、それぞれの大地の成り立ちの違いなどに目を向けることができます。地域の民俗だけでなく科学的な地質学にもつながる総合学習の教材としても期待される民話アニメーションとしてのポテンシャルを鑑み、地元・男鹿市や脇本(わきもと)地域について一年間学習した男鹿市立脇本第一小学校(佐々木蘭子校長)第3学年「総合」の授業時間に上映会および特別授業を実施しました。


     


     

     民話「黒神と赤神の戦い」は、地元男鹿市民でも知っている人がごく稀なほどで、今回の上映会まで民話の存在自体を知っている児童はいませんでした。

     予備知識が十分でない中で上映会はスタート。いつもは学習のポイントを表示する電子黒板が、温かみのあるタッチで描かれたアニメと男女2人の声優が何役も演ずるナレーションが飛び出すまるで映画館のスクリーンに。5分35秒の上映時間が一瞬と感じるほど、児童は食い入るようにアニメを鑑賞し、上映後には自然と拍手が湧き起りました。


     

     男鹿市文化財保護審議会委員で男鹿半島・大潟ジオパークの解説員も務める講師の永井登志樹(ながい・としき)氏は、民話アニメの舞台となっている青森県竜飛崎・十和田湖・秋田県男鹿半島を説明したうえで、それぞれの地質的な違いを丁寧に説明。また、民話アニメに出てくる「孔雀(こうじゃく)の窟(いわや)」を実際に調査した時の動画を交えて、地元男鹿市の所によっては少し赤みを帯びた岩も見られる地質的な特徴を解説しました。また校長室に孔雀の窟を内部から外海を臨んだ絵画が飾られていたことから、「赤神と女神視点の孔雀の窟」として紹介しました。


     


     

     海ノ民話のまちプロジェクトPRプロデューサーの柴田英知(しばた・ひでとも)氏は、漫画とアニメの違いや今回の民話アニメの制作について画像を交えながら説明し、アニメを通して地元の海の学びを伝えるために、制作スタッフだけでなく、多くの地元の人も汗をかいて完成させたことを伝えました。


     


     

     現在も断崖絶壁の海食洞窟として残っている「孔雀の窟(こうじゃくのいわや)」だけでなく、男鹿半島はかつての火山活動と、波の浸食による独自の地形が絶景をつくり、芸術作品のような見どころが多数存在します。この民話アニメ「黒神と赤神の戦い」は、地域の学習教材としては勿論、観光資源を再発見するコンテンツとしての活用も期待されます。


     

     参加児童の感想                                  

     授業時間の都合上、1人の男子児童が代表で感想を発表してもらいました。「アニメとしても面白く、家に帰ったら家族にもYouTube等で観るよう伝えたい。ジオパークの学習について興味を持った。舞台となっている孔雀の窟に行ってみたい」と述べました。


     


     

     今回の上映会および特別授業は3年生を対象に実施しましたが、民話アニメーションは、今後、全校児童に視聴します。全員に「推しメン」投票付きの感想文書いてもらう予定で、民話アニメを制作した沼田心之介(ぬまた・しんのすけ)監督に贈ることにしています。

     今回の作品(海ノ民話アニメーション)の視聴URL                 

    タイトル「黒神(くろがみ)と赤神(あかがみ)の戦い」

    視聴URL  https://uminominwa.jp/animation/46/


     

    <団体概要>

    団体名称 :一般社団法人日本昔ばなし協会

    URL :https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/

     

     

    海ノ民話のまちプロジェクト

    「海ノ民話のまちプロジェクト」は、海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子供たちに伝え語り継ぐプロジェクトです。日本中に残された海にまつわる「民話」「伝承」を選定し、

    次の世代を担う子供たちから、さらに次の世代へと語り継ぐ機運醸成を図ります。この活動を多くの方に知っていただき、「海」との関わりを考える機会にしていただくために活動しています。

    公式HP  https://uminominwa.jp/

    Youtube  https://www.youtube.com/channel/UCi0_5K6G1yYKYgBL9AFjeGQ

    Twitter  https://twitter.com/uminominwa




     

    日本財団「海と日本プロジェクト」

    さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

    https://uminohi.jp/


     

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    海ノ民話のまちプロジェクト(海と日本2023)のプレスリリース

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    海ノ民話のまちプロジェクト(海と日本2023)
    所在地 東京都大田区南馬込5-19-3
    代表者 沼田 心之介
    設立 2019年12月26日
    資本金
    従業員数 2
    リンク https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
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