『介護事業における香りの活用』事例のご紹介

2022 年10 月、介護事業における「香りの活用に関する試験運用」を開始しましたので、お知らせをさせて頂きます。

当社アロマブランド『souvenir aroma』は、2021 年6 月、当時高校3 年生だった高橋淳音により立ち上げられました。

2022 年6 月からは、市内産の柑橘類による自社オイル製造プロジェクトを立ち上げ、各メディアで繰り返し取り上げて頂きました。

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この度、2022 年1 月に宮前区平で開業の『デイサービス らいおんの手』様にご協力を頂き、

福祉・介護業界における“香りの活用に関する可能性の研究”を目的として、

アロマオイルを使ったマッサージサービスの運用を行いました。

“らいおんの手”様は、ご利用者に対するプチエステのサービスなど、既存の介護業界に囚われない様々なプログラムに挑戦されています。

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人間が有する五感の内、嗅覚は特に記憶との結びつきが強いと言われています（詳細は プルースト効果 で検索をしてみて下さい）。

「田舎の縁側」「昔食べた食事」「あのとき咲いていた花」など、皆さまの中にも記憶を想起される香りがあるのではないでしょうか。

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今回の試験運用では、国産ミカンとスギから蒸留したオイルを使用しました。

日本人に馴染み深いオイルを使用し、より親しみやすい香りを用いて、軽度から中等度の認知症の方に対してマッサージサービスを行いました。

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香りを嗅いでいただいたところ、思い出話をされる方が複数いらっしゃいました。

昔住んでいた街、両親や親戚の話から子供時代の得意分野まで、様々なお話をお聴きすることができました。

香りを通じて何かしらの琴線に触れた可能性もあり、引き続き検証をしていく予定です。

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SDGs など持続可能な社会の模索が続く中、福祉・介護業界におけるQOL 向上の一環として、

今後も香りを通じた豊かな人生づくりを模索して参ります。

今回の試験運用についても、一人でも多くの方に知って頂き、応援をして頂ければ幸いです。