【ニュースリリース】ど根性ガエル・ピョン吉の資源ごみ回収ボックスがお目見え!空きペットボトルの回収と異物混入リサーチを実施
情報解禁日時:2022年11月15日 12時02分
海なしやまなし発!海ごみZEROプロジェクト実行委員会は、山梨県出身の作者・吉沢やすみさん作の人気マンガ「ど根性ガエル」とコラボし、資源ごみの分別回収促進と、回収状況の調査を目的に、作品の主要キャラクター、ピョン吉の立体回収ボックスを製作し、11月2日(水)に小瀬スポーツ公園(甲府市)に設置しました。これは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で実施するものです。
- 平面ガエルのピョン吉が大きな口で、空きペットボトルを回収します!
自動販売機の横にあるのは、リサイクルを目的に飲み終えた空のペットボトルを回収する“リサイクルボックス”である―。この正しい利用法を知ってもらおうと、ピョン吉がヒロシのTシャツを飛び出して自らボックスとなって、回収をスタートしました。今回ピョン吉立体ボックスを設置したのは、小瀬スポーツ公園(甲府市)。11/25までメインスタジアム向かいの自動販売機コーナーに設置、回収物の調査を実施します。
・設置期間 11月2日(水)~11月25日(金)まで
・設置場所 小瀬スポーツ公園 内『JITリサイクルインクスタジアム』向かいの自動販売機コーナー
・協力団体 オフィス安井
山梨県スポーツ協会
サントリービバレッジソリューション株式会社 関東・甲信越支社 甲府支店
- 実施背景:海に流出するプラスチックごみの約8割は街から出ています
毎年800万トンを越えるプラスチックごみが世界の海に流出しています。そしてその約8割は街から出て、川を伝って海に流れ出ているといわれています。街から出るごみを減らすには、ポイ捨てをなくすこと、さらに資源ごみの分別回収を進めることも大切です。この現状を受けて、ど根性ガエルのピョン吉が自らボックスとなって資源ごみを回収、分別の大切さを発信します。また設置期間中は、分別回収状況や飲み残しの有無についても調べ、調査後、プロジェクトのホームページで回収結果を発表します。
- 3タイプのボックスが順次登場。ボックスの違いによる回収物の変化も調査します
製作したのは、ボックス内部が見えないものと見えるタイプ、そしてパネルに投入口を設けたボックスの3タイプ。およそ1週間ごとに【中が見えないボックス】【中が見えるボックス】【パネルタイプ】と順次、タイプを変えて設置。ボックスの形状によって異物混入率の変化についても調査します。設置場所は、山梨県スポーツ協会、サントリービバレッジソリューション株式会社の協力で、サッカーJ2リーグ『ヴァンフォーレ甲府』のホームスタジアム前に。シンボリックな場所でごみの散乱ももともと少なめですがあらためて事前調査を行うと、ボックスに飲み残しボトルが多数混入していることがわかりました。飲み残しや異物混入がなく、リサイクルがスムーズに進むよう、パネルも併設して回収ボックスの正しい利用法をPRしていきます。
- ピョン吉ボックスを見た・利用した方の声
・子どものときに「ど根性ガエル」を見て、とても懐かしく感じた。
・ピョン吉がかわいくてペットボトルを入れるのに少し気が引けた
・飲み残しがないか子どもたちと確認してから捨てるようになった。
<団体概要>
団体名称 :海なしやまなし発!海ごみZEROプロジェクト実行委員会
URL :https://www.ybs.jp/umigomi0/
活動内容 :海洋ごみの8割が陸から河川などをつたって運ばれます。富士川、相模川、多摩川の源流となる山梨も他人事ではないと捉え、海の無い山梨からも海洋ごみゼロに向けた取り組みを、自治体、民間団体、企業などと連携して行っています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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