【ニュースリリース】みんなの海の思い出を元に田丸雅智が執筆した小説「波間のラジオ」の音声作品をリリース!朗読は鶴田真由、音楽は青柳拓次が担当
情報解禁日時:2024年04月18日 14時44分
「ものがたり」と「食」を通して“海”を伝えるウェブメディア「海のレシピproject」(一般社団法人地球環境教育機構)は、海の思い出を集めるプロジェクト「うみつづり」を元に、ショートショート作家の田丸雅智が小説「波間のラジオ」を執筆し、音楽家の青柳拓次の音楽にのせて、女優の鶴田真由が朗読する音声コンテンツとしてリリースしました。この企画は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
題字・イラスト:濱愛子
■音声コンテンツ「波間のラジオ」とは
海の思い出を集める「うみつづり」は、一人でも多くの人が日常で海を思う時間をつくるために「海のレシピproject」が2023年より始めたプロジェクト。2024年2月までに1,000を超える海の思い出が寄せられました。これらの思い出を元に作った小説「波間のラジオ」の音声作品の制作に参加したのは、海が身近で大切に思う3名です。作者の田丸雅智は松山市の海辺の町・三津浜出身。祖父が造船業に携わっていたこともあり、著書『海色の壜』には自身の海の思い出も詰め込まれています。朗読を担当した女優の鶴田真由は、鎌倉生まれ、鎌倉育ち。現在も東京と二拠点で海のそばで暮らす日々を送っています。朗読にのせる音楽をつくったのは青柳拓次。青柳は沖縄での移住経験があり、「海のレシピproject」では長崎の民謡「五島ハイヤ節」にまつわる取材で共に福江島を訪ねました。「うみつづり」に思い出を綴って参加した方々と、この3名で作ったからこそ、それぞれの海への想いが込められた作品に仕上がりました。また、近年利用者が増えている音声作品にすることで、通勤や通学、家事の合間に、スマートフォンなどでいつでもどこでも聴いていただけるようにしました。https://umitsuzuri.jp/works
(左)鶴田真由(©T.MINAMOTO)(中)田丸雅智 (右)青柳拓次(©Motomitsu Maehara)
【小説「波間のラジオ」あらすじ】
「私」が祖父の家で掃除をしていると、フジツボがついたラジオを見つける。そこからは波音が聞こえ、そのうち不思議な番組がはじまる。さまざまな海の思い出が紹介されていくラジオに惹かれその世界に没入するのだが…。
■お披露目イベントが開催されました
「海のレシピproject」が主催したイベント「海と私のものがたり」の中で、3月30日(土)に「うみつづりから生まれたショートショート『波間のラジオ』 朗読&音楽会」が開催され、初お披露目されました。
【田丸雅智コメント 制作について ~朗読&音楽会から~】
読むと海の世界に浸れる「うみつづり」。思い出のエッセンスだけをくみ取って小説にする方法もありますが、一人ひとりの思い出が強いので、いくつかの思い出をそのまま紹介できる方法はないだろうかと考えました。そこで波から周波数をイメージして、思いついたのがラジオです。素敵な思い出ばかりなので、どの思い出を登場させるかとても悩みました。青柳さんの音楽、鶴田さんの朗読で聞くと、自分なりの海の風景が浮かびあがり、楽しめる作品になったと思います。
【鶴田真由コメント 「波間のラジオ」について ~朗読&音楽会から~】
いろんな人たちの宝物のような思い出が大切に包み込まれていて、読んでいて温かい気持ちになりました。潮風を感じるような文体で、爽やかで切ないけど、光に満ちて前向きな気持ちになれるお話です。
■みんなの海の思い出から生まれる作品。第1回は小説、今後も制作予定
「うみつづり」は、集まった海の思い出をアイディアの源として、毎回違うアーティストが新たな作品(小説・音楽・舞台・映画など)をつくりだしていきます。今後もさまざまなアーティストと、作品を制作する予定です。
プロジェクトムービー
<プロフィール>
田丸雅智
1987年、愛媛県松山市出まれ。東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科修了。現代ショートショートの旗手として執筆活動に加え、「坊っちゃん文学賞」などにおいて審査員長を務める。また、全国各地で創作講座を開催するなど幅広く活動している。松山市の海辺の町・三津浜で育ち、海への思い入れも強い。著書に『海色の壜』『おとぎカンパニー』『たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座』『言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法』など多数。メディア出演に「情熱大陸」など多数。
鶴田真由
1988年女優デビュー。その後、ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活動。1996年には「きけ、わだつみの声」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年はドラマ「山女日記3」「個人差あります」「らんまん」「自転しながら公転する」、映画「日日是好日」「ノイズ」「やがて海へと届く」「かぞく」など話題作に出演。旅番組、ドキュメンタリー番組への出演も多い。また近年、音楽家など様々なアーティストとジャンルの粋を超えた活動を精力的に行い、クリエイションの場を広げている。
青柳拓次
音楽家。1990年にLittle Creaturesでデビュー。その後Double Famous、ソロでも活動。KAMA AINA名義では、イギリス、デンマーク、ドイツのレーベルからアルバムをリリース。これまでに国内外の舞台音楽を数々手掛け、ドキュメントを含む7作品の映画音楽を作曲。2013年より声を響き合わせるワークショップCIRCLE VOICEをスタート。2020年には、その活動を主題とした映画『RESONANCE』が公開された。https://linktr.ee/takujiaoyagi
<団体概要>
海のレシピprojectとは
海にまつわる「ものがたり」と「食」を通して、海の情報をオリジナルコンテンツに編集し、伝えていくウェブマガジン「海のレシピproject」。作品や物語に登場する海の料理や場面から着想し、料理家と一緒にレシピをつくり、また各地の海にまつわる人々の声や知識を海の現状として伝えていくことで、海を想う人が増え、循環していくことを目指しています。
<SNS公式アカウント>
facebook https://www.facebook.com/uminorecipe
Instagram https://www.instagram.com/uminorecipe
X(Twitter) https://twitter.com/uminorecipe
運営団体:一般社団法人地球環境教育機構(企画・編集 株式会社スティルウォーター)
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
関連資料
関連資料のダウンロードは、
メディアアカウントでサインインしてからご利用ください
送信エラーが発生しました
画面を読み込み直してください
海のレシピプロジェクト(海と日本2023)のプレスリリース
-
日常で海を思う時間を作る「ものがたり」と「食」のイベント「海と私のものがたり」を下北沢で開催しました!
2024年04月08日 16時37分
-
【ニュースリリース】海洋プラスチックで照明作品をつくるリサイクラーさいとうとおるが参加!「海と私のものがたり」オープニングトークを開催
2024年03月28日 00時35分
-
【ニュースリリース】全国から寄せられた海の思い出を元に田丸雅智が執筆した小説「波間のラジオ」を青柳拓次の音楽と鶴田真由の朗読で初お披露目するイベントを開催!
2024年03月27日 15時50分
-
【ニュースリリース】「海と私のものがたり」とユニバーサルベイクスのコラボメニュー 海藻のゼッポリーニを期間限定・数量限定で東京・下北沢にて提供します
2024年03月15日 16時46分
-
【ニュースリリース】石川県・輪島『出張輪島朝市』再開支援チャリティー特別企画「わじまの海塩」を守り続ける・中道 肇氏を迎えたチャリティートークセッションを東京・下北沢で開催
2024年03月12日 17時41分
-
【ニュースリリース】日常で海を思う時間を作る「ものがたり」と「食」のイベント「海と私のものがたり」を下北沢で開催!
2024年03月07日 17時38分
-
やまろ渡邉(大分・佐伯市)×御料理ほりうち(東京・荒木町)アイゴの無添加干物をショートコースで食す【日々これ食卓vol.10】を開催しました
2023年12月06日 20時31分
-
【ニュースリリース】老舗干物屋が手がける「アイゴ」※を御料理ほりうち・堀内さやか氏がショートコースに仕立て、おいしく食べて海の未来につなげる食のセミナーを開催
2023年11月14日 19時38分
-
【ニュースリリース】11/5は「おいしい魚『アイゴ』を食べる日」!記念日キャンペーン開催 やまろ渡邉の「豊後水道のアイゴ一夜干し」3枚セットを記念価格1,150円(税込)で販売します!
2023年10月21日 01時34分
-
【ニュースリリース】~日常で海を思う時間をつくる~ みんなの海の思い出を集めて可視化するプロジェクト 「うみつづり」のウェブサイトがオープン!
2023年08月30日 18時22分
-
【ニュースリリース】先行販売では即、完売!おいしく食べて、磯焼けを減らす。 創業114年の老舗干物屋と未利用魚「アイゴ」の干物を共同開発「豊後水道のアイゴ一夜干し」を販売開始!
2022年11月02日 14時14分
-
海のごちそうフェスティバル2022 ステージイベント「おいしく食べることで海を未来につなぐー未利用魚「アイゴ」の取り組みからー」を開催しました!
2022年10月21日 18時05分
-
【ニュースリリース】海のごちそうフェスティバル2022 ステージイベント「おいしく食べることで海を未来につなぐ」開催!
2022年10月04日 14時00分
-
『海の時間と私たちの時間─ハワイの伝統航海カヌー「ホクレア」の旅から─』トークイベントを開催!
2022年08月30日 20時27分
-
<海のレシピプロジェクト×Soup Stock Tokyo×Spiral Café>海のいまを語り合うイベント『海の森、海のいま展 ー海のレシピプロジェクトと新たな航海のはじまりー』
2022年08月29日 11時41分
-
海のレシピプロジェクト × HAKKO MARUNOUCHI 2022 Spring「海を感じる、作る、味わう!演劇メソッドを用いた海の幸クッキング」を開催しました!
2022年07月07日 20時36分
-
海のレシピプロジェクト×クラブヒルサイド『海の読書会―Listen to the Voice of the Sea―第1回「抽斗のなかの海」 ゲスト:朝吹真理子(作家)』を開催しました!
2022年06月21日 14時52分
-
海のレシピプロジェクト × HAKKO MARUNOUCHI 2022 Spring「海辺の風土が育む、料理とものがたりfeat.海のレシピプロジェクト」 を開催しました!
2022年05月30日 12時49分
海のレシピプロジェクト(海と日本2023) | |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-35-3コープオリンピア221号室 |
代表者 | |
設立 | |
資本金 | |
従業員数 | |
リンク |