海のごちそうフェスティバル2022 ステージイベント「おいしく食べることで海を未来につなぐー未利用魚「アイゴ」の取り組みからー」を開催しました!
情報解禁日時:2022年10月21日 18時05分
“食”と“ものがたり”を通して“海”を伝えるウェブメディア「海のレシピプロジェクト」を運営する海のレシピプロジェクト実行委員会は、一般社団法人 海と食文化フォーラムが主催する「海のごちそうフェスティバル」に参加。10月9日(日)の海のごちそうステージ(海のごちそうフェスティバル内)にてステージイベント『おいしく食べることで海を未来につなぐー未利用魚「アイゴ」の取り組みからー』を開催しました。本イベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で、海の未来を考える機会を提供するイベント「海のごちそうウィーク」のプレイベントとして実施されました。
- イベント概要
日時 | 2022年10月9日(日)ステージ:11時~11時45分/販売:12時〜16時 |
開催場所 | 有明ガーデン1F スポーツエンターテイメント広場(東京都江東区有明2-1-8) 海のごちそうフェスティバル2022内「海のごちそうステージ」/「総合受付」 |
概要・ プログラム | [ステージイベント] 「おいしく食べることで海を未来につなぐー未利用魚「アイゴ」の取り組みからー」 <出演> 株式会社やまろ渡邉 代表取締役会長 渡邉正太郎さん 株式会社Soup Stock Tokyo 商品部バイヤー 松尾琴美さん 海のレシピプロジェクト 青木佑子、白石宏子 <内容> ■ 挨拶(海のレシピプロジェクト)、登壇者ご紹介 ■ ウェブメディア「海のレシピプロジェクト」についてご紹介 ■ 『「海の森のアイゴのこと」~♯アイゴプロジェクトのはじまり』動画視聴 ■クロストーク ■「#アイゴプロジェクト」今後のお知らせ [先行限定販売] ・商品名:「豊後水道のアイゴ一夜干し」冷凍、一枚 税込450円(特別価格) ・先行販売日:12~16時・50枚 |
- おいしく食べることで海を未来につなぐ。未利用魚「アイゴ」の取り組みを伝える映像視聴とトークセッション
いま全国的に、藻場が著しく減少する磯焼けが問題になっています。海水温の上昇により進んだとされていますが、海藻を食べるアイゴもその原因のひとつ。
この夏、海のレシピプロジェクトは、背びれや腹びれに毒の棘を持ち、独特の臭みがあるとして市場で値がつかない「未利用魚」に分類される「アイゴ」に焦点をあて、おいしく食べることで海を未来につなぐ「#アイゴプロジェクト」を始動しました。「#アイゴプロジェクト」をスタートするきっかけとなった、2022年8月3日から12日に開催された、スパイラルガーデン(東京・表参道)での展覧会「海の森、海のいま展」では、Soup Stock Tokyoが監修した「アイゴと夏野菜のサフランブイヤベース」をスパイラルカフェで提供。連日完売となったこのメニューは、大分県佐伯市の水産加工会社「やまろ渡邉」のご協力により無添加で美味しいアイゴの干物が出来たこと、また食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」によってアイゴの旨みが最大に引き出された、夏らしいサフランブイヤベースに仕上げていただいたことにより完成しました。
前半は、そのスープをつくるために、アイゴの漁獲をお願いした大分県漁業共同組合津久見支店と、アイゴの干物化をお願いした「やまろ渡邉」、スープを監修していただいたSoup Stock Tokyoを取材した様子を編集した映像作品「海の森のアイゴのこと〜#アイゴプロジェクトのはじまり〜」を視聴。
後半は、その立役者であり、海のレシピプロジェクトと協業して「#アイゴプロジェクト」に参画してくださった、やまろ渡邉の渡邉正太郎会長と、Soup Stock Tokyo の商品部バイヤーの松尾琴美さんのお二人をゲストにお迎えし、アイゴの干物を作るところからスープが出来上がるまでのエピソードや、大切にしてきたこと、今後の展望を交えて海の未来についてお話いただきました。
◉参考記事
魚の魅力を届ける、魚食の伝道師
https://uminorecipe.jp/pickup/843
Soup Stock Tokyo 連携企画「アイゴと夏野菜のサフランブイヤベース」
https://uminorecipe.jp/articles/kyushu/tsukumi-saiki/984
- Soup Stock Tokyo「私もおいしい、未来もおいしい。」の取り組み
おいしいものを求めて全国各地の産地で、さまざまな生産者と出会い、未来のおいしいのためにできることを考え続けている、食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」は、現在、未利用魚利用を含む、未来の食に向けた取り組みについて特設サイトを作り、10年後もおいしいものを食べ続けられる未来をつくる活動を積極的にされています。昨年の10月に発売された、初めて未利用魚を用いたSoup Stock Tokyoの商品「長崎県五島産すり身団子のスープカレー」は、今月の10月17日から28日まで “未来のおいしい”を考えるメニューとして再登場!「未利用魚を扱っているため、捕れる魚をコントロールすることはできません。昨年とは異なる魚ですり身団子が作られています」と松尾さん。企画連携として関わった海のレシピプロジェクトは、松尾さんと一緒に、昨年9月に長崎県は五島市福江島を訪れ、「未利用魚」とされる魚種の付加価値を見出している生産者の方々を取材しました。食材のバイヤーとして全国を駆け回る松尾さんから、様々な食の課題について語っていただく中でも「美味しくなくては続かない。まずは美味しいこと。そしてその中でも1つでもいいことができたら良い」との言葉が印象的でした。
◉参考記事
Soup Stock Tokyo 連携企画「長崎県五島産すり身団子のスープカレー」
https://uminorecipe.jp/articles/kyushu/goto/387
Soup Stock Tokyo未来に向けての取り組みについて特設サイトをつくりました。
https://www.soup-stock-tokyo.com/sustainable/
- 海のレシピプロジェクト×やまろ渡邉「アイゴの一夜干し」先行販売は完売!
「#アイゴプロジェクト」第二段の取り組みとして、海のレシピプロジェクトと「やまろ渡邉」が商品開発した「豊後水道のアイゴの一夜干し」を11月5日(アイゴの日)に発売します。発売を記念して、イベント当日は、海のごちそうフェスティバルの会場内にて、50枚限定、1枚450円(税込)の特別価格で先行販売しました。「アイゴを食べてみたい」「アイゴってそもそも何?」「どんな味?」「大きくて厚みがあって美味しそう」「干物が好き」「地元ではアイゴの干物を食べていた」など、会場を訪れた様々な方が色々な想いで買ってくださり完売。また会場内では、商品販売のPRだけでなくアイゴの存在を知っていただく機会につなげたいと、アイゴの干物を用いたレシピ情報も掲載したチラシを作成し配布しました。今回の販売時のお客様の反応より、改めて「未利用魚」の存在や「磯焼け」の問題を伝えていくことの大切さを感じ、おいしく食べることで海を未来につなぐ取り組みに繋げていきたいと感じました。
<「豊後水道のアイゴ一夜干し」 について>
・商品名:「豊後水道のアイゴ一夜干し」冷凍、一枚 税込486円
・正式発売日:2022年11月5日(土)予定
・購入方法:やまろ渡邉ネットショップ https://yamaro-watanabe.co.jp/shop/
<団体概要>
海のレシピプロジェクトとは
海のレシピプロジェクトは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して人と人とがつながることを目的として、本事業を実施しています。海にまつわる「食」と「ものがたり」を通して海を伝えるウェブメディア「海のレシピプロジェクト」を展開。作品やものがたりに登場する海の料理や場面から着想し、料理家と一緒に作った「海のレシピ」、各地の海にまつわる人々の声を伝えながら、海の現状を伝え、海の食材を用いた料理の作り手や、海を思う人が増え、循環していくことを目指しています。
URL:https://uminorecipe.jp/
SNS公式アカウント:
facebook https://www.facebook.com/uminorecipe
Instagram https://www.instagram.com/uminorecipe
Twitter https://twitter.com/uminorecipe
運営団体:海のレシピプロジェクト実行委員会
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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海のレシピプロジェクト(海と日本2023) | |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-35-3コープオリンピア221号室 |
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