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    鳥取の海をテーマにしたリアルなお仕事体験【鳥取の冬の味覚『松葉がに』を通して水産業界のお仕事をしよう!】を開催しました!

    2024年1月28日(日)【場所】株式会社 中村商店

    情報解禁日時:2024年02月06日 11時58分

    一般社団法人地域みらい創造センターは、1月28日(日)に株式会社中村商店と、鳥取漁港での鮮魚の競り見学や鮮魚市場の仕事体験を通じて、海への感謝や愛着を感じてもらうことを目的に「鳥取の冬の味覚『松葉がに』を通して水産業界のお仕事をしよう!」を開催し、6名の小学生が参加しました。
    このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

     

    「鳥取の冬の味覚『松葉がに』を通して水産業界のお仕事をしよう!」イベント概要

    ・開催概要

    ①松葉がにや鮮魚の競り場見学

    ②中村商店がどのようなお仕事をしているのか講義

    ③蟹が売り場に並ぶまでの工程体験(運ぶ・締める・茹でる・洗う・陳列)

    ④新鮮な蟹を美味しく食べる方法を知る

    ・日程:2024年1月28日(日)8:00~10:00

    ・開催場所:株式会社中村商店

    ・参加人数:6名(小学生)

     

    鳥取漁港の競りは8時スタート!水揚げされたばかりの鮮魚と活発な競りを見学

    今回の参加者は、鳥取市在住の小学3年生から6年生の6名。

    まずは、参加者全員が集合し中村商店から徒歩2分の鳥取漁港へ移動し、8時から開始される競りを見学しました。この時期の鳥取の旬であり、水揚げされたばかりの「猛者エビ」や「カレイ」が漁港に並べられていました。「競り人」の呼びかけも「買い手」の買取値段も威勢のよい大きな声でかけあいがあり、値段が決まるのもわずか数秒と勢いよく競りがすすんでいました。この様子に、子どもたちは圧倒されたような表情を見せていましたが、中村商店の森綱さんから「競り」のお話があると興味深く聞き入っていました。

    また、森綱さんより「緑の帽子をかぶっているのが『競り人』、黄色い帽子は『買い手』、青い帽子は『競り関係者』」と教えていただき、子どもたちは帽子の色を確認しながら競り場にいる方々の動きを観察していました。子どもたちから「どんな人が『買い手』ですか?」と質問もあり、森綱さんは「市場や魚屋さんが多い」と教えてくださいました。
    この日は残念ながら松葉がにの水揚げはありませんでしたが、子どもたちは水揚げされた鮮魚がどのように市場へいくのか、どのように値段が決まるのかを学習することができました。

     

    鳥取の冬の旬といえば「松葉がに」!商品となって陳列されるまでのお仕事体験に挑戦!

    競り場見学の後は、中村商店にて松葉がにが商品となって陳列されるまでの仕事を体験しました。
    まず、松葉がには、生きたまま市場に運ばれ海水の入った水槽に入れられます。購入されるお客様は「生」と「茹で」のどちらかの松葉がにを選ぶことができ、今回は「茹で」の松葉がにが商品となって陳列されるまでの工程(しめる、茹でる、洗う)を子どもたちは行いました。

    子どもたちが市場に戻り、森綱さんのお話を聞いていると朝一番に茹でていた松葉がにが茹であがったので、まずは「洗う」工程から始まりました。茹でて赤くなった松葉がにの甲羅や足の間や関節に汚れがついていないか隅々まで確認しながら、子どもたちは冷たい水に手を入れながら一生懸命タワシで洗っていきました。洗ったあとは「茹で」の達人に確認していただき、全員が「合格!」をいただきました。

    次に、水槽の中の松葉がにを手で獲り、「しめる」工程を行いました。森綱さんより「蟹のどこを持つか」見本を見せていただいたあと、子どもたちの出番です。子どもたちは長袖を腕の部分まで捲りあげて、冷たい水槽に手を入れ松葉がにを捕まえます。滅多に生きた状態の蟹を見ることもなければ、触れることもないという子どもたち。臆することなく捕まえる子もいれば、「動いてて怖い!」となかなか水槽に手を入れられない子もありました。「自分で選んだ蟹が今日のお給料だよ」「蟹を持って帰ったらお母さんが喜ぶよ」「がんばれ!」と周りの大人や子どもたちからの声援をうけながら、子どもたち全員が生きた松葉がにを獲ることができました。

    次に自分で水槽から獲った松葉がにを水へ30分つけておく「しめる」工程へ入りました。この30分の間は、森綱さんがご用意くださった『松葉がにクイズ』で学びの時間となりました。クイズには「蟹の足は何本?」といった問いから、「蟹を漁獲できる時期はいつ?」と少し難しい問いまでありました。「蟹を獲りすぎると、蟹がいなくなってしまうので漁獲できる時期が決まっている」と資源保全や海の環境のことも交えながらお話をしてくださり、「子どもたちに知ってもらいたい」知識がクイズという和気あいあいとした楽しい時間の中にあったことで、子どもたちにとって忘れられない学びとなりました。

     

    松葉がにの「しめる」工程の次は「茹でる」工程へと移ります。鮮度の高い蟹は茹でたときに足が取れやすいため「茹でる」前に足を輪ゴムで固定し、沸騰した湯の中に子どもたちが獲った松葉がにを入れました。茹でている間、子どもたちから「美味しい食べ方は何ですか?」「茹でると赤くなるのはなぜですか?」など質問があるなど、松葉がにについて知りたいという積極的な気持ちを感じられました。
    普段はスーパーや市場で陳列された鮮魚を見かけるのみの子どもたち。見かけるといっても「当たり前のように並んでいる」といった無意識に近い「見かける」なのだと思いますが、今回のお仕事体験を通して、鳥取の海で獲れる魚のこと、獲れた鮮魚がどのようにスーパーや市場に並ぶのか、並ぶまでにどのような人たちが関わっているか等、子どもたちにとって新しい発見や感動があったのではないかと感じました。最後には、茹で上がった松葉がにが子どもたち一人一人に森綱さんより渡され、子どもたちは大変満足そうな表情も見せてくれました。

     

    自分たちが暮らす鳥取の海にあるたくさんの豊かさや、そこに関わる仕事を知ったことで、自分の将来の職業の選択肢が広がり、スーパーや市場に並ぶ鮮魚を「見かけた」ときは、この体験を思い出し様々な人を浮かべながら意識してくれることを期待します。

     

    参加した子ども・保護者からの声

    【参加した子どもたち】

    ・生きた蟹を触ったことがないから触れて嬉しかった

    ・寒い時期に冷たい水槽の中に手を入れたりする作業は大変だなと思った

    ・蟹の仕事は大変だということを話したくなった

    【保護者からの声】

    ・最初は子どもだけで参加することに不安そうだったが、帰宅後に「すごく楽しかった」と言いながら、どんな仕事をしたかなどを話してくれた

    ・終わったときの子どもの嬉しそうに蟹を見せてくれた顔で、とても楽しかったのだと思った


    <団体概要> 

    団体名称:一般社団法人地域みらい創造センター

    動内容:「リアルな仕事」をテーマにしたお仕事体験プログラム。「本物の環境で、本物の達人、本物の仕事を学ぶ」コンセプトに、いきいきと働く地域の大人たちとの触れ合いにより、好奇心や感受性を刺激し子どもたちの「生きる力」を育むとともに、地域に紐づくお仕事体験コンテンツを通じて、日本各地の魅力を再発見する取り組みです。

    日本財団「海と日本プロジェクト」

    さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

    https://uminohi.jp/

     

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