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    海の生き物と富士山の湧水から海洋環境変化を考える「海と旅モニターツアー in 駿河湾」第3回 海へとつながる川でごみ拾い体験を実施しました。

    開催日/2024年1月28日(日) 場所/静岡県清水町

    情報解禁日時:2024年02月02日 11時22分

    一般社団法人 海と食文化フォーラム(本部:北海道函館市、理事長:谷岡真由美)は、首都圏の子どもたちが楽しい体験を通して地域の美しい海に触れ、海を自らのアイデンティティの一部として感じられる機会提供を目指す「海と旅モニターツアー in 駿河湾」の第3回を2024年1月28日(日)に静岡県清水町にて開催しました。同モニターツアーには、首都圏から12名が参加しました。
    このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

     

    「海と旅モニターツアー in 駿河湾」概要

    場所:幼魚水族館(静岡県駿東郡清水町伏見52−1 サントムーン柿田川 オアシス 3階)、柿田川公園(静岡県駿東郡清水町伏見71-7)

    日時:2024年1月28日(日)10:30~13:30 

    内容:幼魚水族館で幼魚の生態を観察、柿田川湧水群でごみ拾い

    参加者:首都圏の小学生の子どもを持つ親子・家族 計12名

     

    幼魚水族館で学ぶごみと生き物

    寒空の下、沼津市と三島市に隣接し、豊富な湧水を持つ静岡県清水町にある『幼魚水族館』に12名の参加者が集まりました。今回のツアーには、普段、海に行く機会があまりないという東京や千葉の小学生とその家族が参加しました。幼魚水族館では、海洋環境変化の中、逞しく生きる魚の子供「幼魚」について学びます。

     

    まず「海の手配師」であり、幼魚水族館の広報担当としても活躍する石垣幸二さんから、幼魚水族館の展示についての説明がありました。幼魚水族館の幼魚たちは、実際にこの近くの岸壁で採取されたものです。よく見ると水槽の中には、採取場所で拾ったごみも一緒に展示されています。「幼魚水族館では、"足元の海"を再現しています。今、私たちの近くの海では残念ながら、このようにごみも見られます。しかし生き物たちはそのごみすら利用して逞しく生きているのです」と教えてくれました。

     

    続いて、一般社団法人 海と食文化フォーラムの豊島から、海のごみの現状についての話がありました。海のごみは、陸から7割~8割が川などを通して海に流れていること、2050年には海のごみが魚の量を超えてしまう可能性があることなどを伝えました。「"海のごみは陸のごみ"ということをしっかり覚えて、正しく捨てる、見かけたら拾うことを心がけてほしい」と話しました。

     

    水が湧き出る柿田川湧水群をフィールドワーク

    ごみについて学んだ子どもたちは、海岸へと続く川に向かいます。今回向かった柿田川は、富士山からの大量の湧水を水源として形成された日本でも珍しい川で、その水の美しさから高知県の「四万十川」、岐阜県の「長良川」と並び、日本三大清流の一つとされています。今回は、この柿田川でごみ拾いをしながら、富士山から川、そして海へと続く水の流れを学びます。

     

    柿田川を案内したのは、清水町役場の職員で「水守り人」として知られる杉山大介さんです。杉山さんは、まず柿田川の水源である湧き水が見える場所へ子どもたちを案内しました。「ご覧の通り、柿田川湧水では、地面の至るところから水が湧き出ている様子がわかります。富士山からの恵みは、貴重な生態系を築いており、私たちはできるだけ川に入らないようにして、その生態系を守っています」と杉山さんは説明しました。


    続いて、湧き水に触れることができるスポットを訪れた子どもたちは、湧水口にも触れられる場所で一生懸命に水の中に手を伸ばしました。参加者は「富士山の水は冷たかったです。水が出ているところに触れようとしましたが、なかなか手が届かなかったです。遠くに見える富士山の水だと思うととても不思議な感じがしました」と話してくれました。

     

    ごみを考えることは川にも山にも海にも大切

    引き続き柿田川でフィールドワークを行った子どもたちは、途中でごみもしっかり拾いました。柿田川の水を守る杉山さんは、「外見上きれいに見える柿田川でも、掃除をするとやはりごみが見つかります。近くには大きな道路があり、そこから風に乗ってごみが飛んでくることがあります。川は海につながっており、また海からの水が蒸発して山に戻ります。川をきれいに保つことは、健全な海や山を残すことにもつながります。皆さんには、身近なごみを可能な範囲で拾い、"ごみはきちんとごみ箱に捨てる"ことを徹底してほしいと思います」と呼びかけました。

     

    その後、柿田川観光案内所に到着した参加者たちは、富士山の湧き水を実際に飲んでみました。25年以上の月日をかけて富士山から地下を通ってきた湧き水を飲んだ参加者たちは口々に「うまい!」と大盛り上がり、「あとで汲みに戻ろう!」と話す人もいました。

     

    最後に一般社団法人 海と食文化フォーラムの豊島が「山から川、海へと水がつながっていることがよく分かったと思います。その中にはたくさんの生物が生息していましたね。皆さんの近くの荒川や多摩川も海につながっています。その先の海、東京湾は駿河湾ともつながっています。全3回の"海と旅"で体験したことを身近な場所でも活かしていただきたいと思います。そしてまた駿河湾にも遊びに来てください」と話し、モニターツアーは終了しました。

     

    参加者からの声

    <参加者した小学生の声>

    ・魚はデリケートだけど、とても頑張って生きていることがわかった。

    ・水が湧き出ているのが不思議だった。富士山はすごいと思った。

    ・ごみの影響が改めてわかった。ごみはごみ箱へ。

    <参加した保護者の声>

    ・街の近くにこんなところがあるとは思いませんでした。きれいな水には大人、子どもを問わず元気をもらえますね。ごみの問題に改めて興味がわきました。

    ・(高校の先生をしている保護者)明日の授業で川の成り立ちを説明する予定だったので、とてもタイムリーな場所でした。このような場所にくることでごみの問題がぐっと身近になると思いました。

    ・子どもが富士山の湧き水を一所懸命に飲んでいるのが、印象的でした。人間の手で自然を守ることの重要性を再確認できました。

     

    <団体概要>

    団体名称:一般社団法人 海と食文化フォーラム

    URL:https://shoku.uminohi.jp/

    活動内容:海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的として、食文化を切り口にした海洋教育を中心に、海と人とのかかわりについて学び、海洋がもたらす恩恵や未来、さらに海洋の課題について理解を深めるために様々な事業を行います。

    日本財団「海と日本プロジェクト」

    さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

    https://uminohi.jp/

     

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