海のお仕事プロジェクト こどもわーく【おとうふづくり体験を通して海の大切さを学ぼう!】を開催しました
情報解禁日時:2022年11月08日 12時07分
一般社団法人地域みらい創造センターは、長野県の豆腐メーカー八光食品工業と共に、小学生を対象としたお仕事体験を開催いたしました。このプログラムは、身近な食材「豆腐」を自ら作る体験を通して、海の大切さに気づくことを目的として実施しました。豆腐の原材料は、大豆・にがり・みずのたった3つ。なかでも重要な役割を果たすのが、海の恵みである「にがり」。とっても苦いにがりが豆腐づくりのキーマンであることを学び、海とともに生きること、環境を守ること、そして海から頂く恵みについて、たくさんの学びや気づきが詰まったプログラムです。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・イベント名 海のお仕事体験プロジェクト こどもわーく
【おとうふづくり体験を通して海の大切さを学ぼう!】
・日 程 2022年10月23日(日)9時~12時
・開 催 場 所 クリナップ長野支店 (長野県長野市)
・参 加 人 数 5名 (親子2組/子供3名・大人2名)
・主 催 有限会社八光食品工業
・主 管 一般社団法人地域みらい創造センター
・協 力 海と日本プロジェクトin長野県実行委員会
- 豆腐と海の関係は?
お仕事を教えてくれるのは、長野市でお豆腐を作って30年、八光食品工業の八田さん。体験に参加したのは、小学5年生と1年生の小松君兄弟、そして1年生の清水さん。まずは八田さんから動画を交えながら豆腐作りの工程を紹介。豆腐作りの材料が、大豆・お水・にがりの3種類と伝えると、子供たちからは「ええーっ」と意外な声が。続いて、聞き慣れない「にがり」について、八田さんから説明を受けます。
「にがりは海水から塩を取り出すときに出来る液体です」
「大豆のタンパク質を、仲良くつなげる役割を果たす学級長みたいな存在です」
笑いを交えながら進む講義で、だんだんと豆腐と海の関係が見えてきました。
- お豆腐作りにチャレンジ
講義のあとは、実際に豆腐づくりにチャレンジ。この日は八光食品さんで搾りたての豆乳を使いました。
まずは豆乳を75度まで熱します。この温度は原料になる大豆や、後ほど加えるにがりの特長によって微妙に変化するそうで、繊細な仕事の一面が伺えます。子供たちも75度の目盛りを凝視して真剣に加熱。過熱が終わると直ぐににがりを加えます。にがりも一度に入れず分量の半分づつ、2回に分けて、ムラをなくします。材料はシンプルだからこそ、繊細な工程でおいしさを引き出していきます。
- おいしい豆腐を食べ続けるためには?
豆腐が固まるまでの時間、八田さんからはおいしい豆腐作りの秘訣を紹介。材料がシンプルだからこそ奥が深い豆腐作り。大豆の性格に合わせて、使用するにがりの種類、そして濃度を変えていくそうで、にがりの品質はそのまま商品の品質に直結します。子供たちも、ここで豆腐と海の関係を再確認。八田さんの「美味しいお豆腐を食べるために大切なことは?」の問いには、みんなから「海をきれいにすること」、「海の大切さをみんなで知っていくこと」という言葉が出てきました。
- お豆腐を頂きます!
しっかり固まったお豆腐を器に移すとみんなから歓声が。自分たちで作った豆腐を頂きます。普段は豆腐だけで食べることは無いお子さんがモリモリ食べる姿を見て親御さんはびっくり。自分で作った豆腐、おいしさも倍増です。八田さんからにがりの原液を改めて見せてもらい、参加最年長の男の子が少量なめてみると…とっても苦かったようで、「なぜ豆腐は苦くならないの?」と素朴な疑問が。実はそこにはにがりの成分に秘密があるようです。新たな学びの可能性を残して、イベントは閉会となりました。
<団体概要>
団体名:一般社団法人地域みらい創造センター
URL: https://iko-yo.net/partners/uminohi_oshigoto
活動内容:子供たちが体験する「地域のお仕事体験プログラム」の企画開発・実施
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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海のお仕事体験プロジェクト(海と日本2023) | |
所在地 | 東京都品川区西五反田7-22-17TOCビル9階20号 |
代表者 | |
設立 | |
資本金 | |
従業員数 | |
リンク | https://iko-yo.net/partners/uminohi_oshigoto |