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    三重県の小学校で地元の海の課題を学び考えるイベントを開催しました【学校給食連携イベント】身近な海で起きていること −島の海のためにできることを考えよう−

    2024年2月19日(月)鳥羽市立答志小学校にて

    情報解禁日時:2024年02月27日 17時28分

    一般社団法人 旅する学校は、2024年2月19日に【学校給食連携イベント】身近な海で起きていること−島の海のためにできることを考えよう−を開催いたしました。三重県鳥羽市の離島、答志島は海との距離が大変近く、子どもの親も漁業従事者が多いのが特徴です。しかし、実際に海で起きていることを知らない子どもたちも多く、身近な海を背景に、海の課題を知り、ワークショップや学校給食を通して、未来へ繋げるために自分たちに何ができるか?を考えてもらいました。
    このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

     

    イベント概要

    ・開催概要:海のごちそう地域モデル事業inみえ熊野では、海藻の森(藻場)が減っていくいわゆる「磯焼け」の課題に取り組んでいます。当事業では、学校教育との連携にも力を入れており、今回、県内のモデルケースとして三重県内の小学校で、学校給食連携イベントを実施することになりました。磯焼けが起こる要因の一つである植食性魚類(シーベジたべるフィッシュと命名)を美味しく食べながら、海の課題(今回は磯焼け)について学ぶために、学校給食への食材の提供を行い、先生たちの協力を得て、子どもたちが食べやすいメニューを提供しました。また今回は、給食で食してもらう前に、海の課題についての授業を行い、子どもたちは「身近な海でいま何が起きているのか」を学び、「みんなでできること」を考えました。

    ・日程:2024年2月19日(月)11時30分~13時

    ・開催場所:鳥羽市立答志小学校

    ・参加人数:生徒41名、教員17名 (計58名)

    ・協力団体:JF鳥羽磯部漁業協同組合、鳥羽市立答志小・中学校

     

    身近な海でいま何が起きているのだろう

    鳥羽市の離島の答志小学校は、校舎のどこからでも海が望める場所に立ち、親が漁業を営む家庭も多く、常に海や漁業が身近にある環境です。そのような環境で育つ子どもたちに、目の前の海で起こっていることに関心を持ってもらおうという授業が行われ、4年生から6年生までの17人が参加しました。

    授業では、海のごちそう地域モデル事業inみえ熊野の小野里 伸事務局長が、海水温の上昇によって海藻の生育が悪くなったり、アイゴなど海藻を食べる魚の動きが活発になったりすることによって、藻場の減少が進んでいることなどについて説明しました。また、特にアイゴは、背びれにトゲがあることや、鮮度が落ちると独特のにおいが出るためあまり市場に流通せず、漁業者も積極的に水揚げしないことも課題の一つと説明しました。その後、子どもたちは3つのグループに分かれて、海のために自分たちに何ができるかなどを話し合い「アイゴという魚をもっとみんなに知ってもらうように努力する」「おいしく食べるためのメニューを考える」などの意見が出されました。

     

    アイゴってこんなにおいしい魚だったんだね

    このあと給食では、1年生から3年生も含む全学年および島内にある答志中学校(全校生徒26人)でもアイゴを使ったフライなどが提供されました。提供されたアイゴは、答志島で、生きたまま水揚げされたアイゴを鮮度の良い状態で加工して急速冷凍したもので、においも気にならないということです。

    アイゴを初めて食べたという6年生の女子児童は「普通の白身魚と変わらず柔らかくてとてもおいしい」と話し、祖父が漁師だったという6年生の男子児童は「おじいちゃんがアイゴを捨てているのをよく見ていたが、アイゴってこんなにおいしいのだなと思った」と話していました。

    授業を終えた小野里事務局長は「子どもたちには、まずは海の課題を知ってもらい、さらにおいしく食べることによって、自分たちの海を未来につなげていって欲しい」と話していました。

     

    参加した子どもたちからの声

    ・いま、海流の流れが変わってきていることを初めて知った。アイゴのフライはアジフライのように美味しかった(6年生女子)。

    ・魚はあまり好きではないけれど、今日のアイゴはおかわりするほどおいしかった(6年生女子)。

    ・学習で初めて海藻が少なくなっている理由を知った。わかめやひじきがとれなくなってきているのだなと思った(6年生男子)。

    ・大人のように大きいことはできないけど、魚が海藻を食べるということを知ることが出来てよかった(6年生女子)

    ・アイゴのフライは身がふわふわしていておいしかった。釣りをしているときに釣れたら、家に持ち帰って食べてみたいと思う(5年生男子)。

    ・海でアイゴが釣れたら市場に持っていって売ってもらいたい(4年生男子)。

    ・アイゴはアジみたいにおいしかったので、今度は刺身で食べてみたい(4年生男子)。

     

    <団体概要> 

    団体名称:一般社団法人 旅する学校

    URL:https://japantabisurugakko.wixsite.com/my-site

    活動内容:体験型スタディツアーをテーマにした先生向けの研修事業

    日本財団「海と日本プロジェクト」

    さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

    https://uminohi.jp/

     

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    海のごちそう地域モデルinみえ熊野(海と日本2023)のプレスリリース

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    海のごちそう地域モデルinみえ熊野(海と日本2023)
    所在地 東京都杉並区成田東2-39-20-209
    代表者 山藤 旅聞
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