【ビール×寺×発達障害】寺院母体の醸造所で障害がある方が働き易い環境作り・薬膳ビールを提供します
情報解禁日時:2023年10月04日 11時15分
神奈川県横須賀市野比にある「法龍山 最光寺」が母体のラフトビール醸造所「法龍山麦酒」は、どんな特性を持つ方々の働きやすい環境づくりと薬膳ビール開発を実現するためのプロジェクトをクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて展開中です。発達障害がある醸造責任者の経験を生かしお世話になった地元を盛り上げていきます。
▼CAMPFIRE内プロジェクトページはこちらから(2023/10/16 23:59:59まで)
https://camp-fire.jp/projects/view/681589
【プロジェクトを立ち上げた背景】
神奈川県横須賀市久里浜にあるクラフトビール醸造所 法龍山麦酒の醸造責任者・藤堂氏。
もともとモノづくりが好きで、特性にあっていたこともあり、醸造発酵の専門学校へ進み、酒類全般の専門知識や技術を取得しました。卒業後はワイナリーや酒蔵などで働いてきましたが、発達障害があり一般社会に溶け込んで働く難しさを経験しながら生活をしてきました。
過集中により他の事が目に入らなくなったり、逆に注意散漫になってしまい、気になったことを片付けないと他の事に何も手を付けられなくなったりなど、「どうにかしたいのに、どうにも出来ない」そんなもどかしさを常に感じていました。
そして、当時一番悩んでいたのは、人間関係についてです。自分の出来ないこと・やりたいことの言語化が難しいことに加え、曖昧な指示やニュアンスを汲み取る事が困難なため、コミュニケーションが上手く取れず、職場での人間関係は悪化する一方でした。
中でも最も苦しかったのは、「障害は本人の努力が足りないだけ」「意識すれば、頑張り次第で良くなるだろう」といった障害への異なる認識でした。
しかし、こういった障害への理解がない職場は少なくありません。自分を責め、ネガティブな気持ちになりながら働いている発達障害の方が沢山います。
自らの体験や経験を生かして、どんな環境に置かれている人でもその人の個性を尊重しながら働ける環境を作っていきたい!そんな想いを抱き母体であるお寺で学んだ様々な知識や、地元の方々との交流を通じて、地元に根付いたお寺ならではの薬膳ビールを提供することで、薬膳の良さを広げ、地元を盛り上げたい!という想いが日々強くなっていき、法龍山麦酒を作りました。
しかし、醸造所を作るという現実は甘くなく、会社を設立してから、醸造免許がおり、オープンができるようになるまでに1年以上の月日がかかり、予想外の資金難に陥った状態からオープンすることとなってしまいました。
現状、想い描いた職場環境づくりや、薬膳ビールの商品開発が難しい状況です。
それでも、「私と同じように発達障害がある方でも、嫌な思いせずにのびのび働ける環境を作りたい。」この想いを実現するために、プロジェクトを立ち上げました。
【プロジェクト概要】
プロジェクトの目的は2つ。
①発達障害がある方でものびのび働ける職場環境をつくる!
②たくさんお世話になった地元をビールでもっと盛り上げる!
今回、店舗オープンの際に諦めた『薬膳ビール』をリターンに用意しました。
薬膳は、『身体の調子を整え、そして心身を整えることができる』など様々な効果があります。
しかし、薬膳はある程度の知識と手間が必要となり、日常的に取り入れるのにはややハードルが高くなってしまいます。薬膳ビールを開発すれば、薬膳をより手軽に取り入れることができ、ただリターンをお返しするのではなく、支援してくれた方たちに、薬膳の効果でより感謝の気持ちを伝えられると思っています。
また薬膳ビール開発の際は、国際中医師・国際中医薬膳師である『宇津原知世美氏』に監修をしていただけることとなりました。
より効果的で美味しい薬膳ビールを、皆様にお届けできるよう、精一杯頑張りたいと思います!
■なぜクラフトビールなのか
法龍山麦酒の母体である最光寺では、子ども食堂や聞法会など様々な年間行事を通して、地元の方々と交流をし、地域に根差したお寺として歴史を刻んできました。
三浦半島という土地柄もあり、地元農家の方々との繋がりも多くその中で、地元農産業の衰退について耳にする機会が増えていました。
そこで、レシピの幅が広いクラフトビールなら、廃棄されてしまう農作物を利用できるのではないか?という考えに至り、クラフトビールを作ることに決めました。
現在、法龍山麦酒で取り扱っているビールには、いちごや柑橘類、メロンなどの摘果実等多種類の、本来廃棄されてしまう農作物を実際に使用しています。
またビール造りは、仕込みや瓶詰めなど、集中してもくもくと作業する工程が多く、自分を含め、発達障害がある方がストレスなくできる事が多いと感じます。
さらに、発達障害がある方の中には、モノづくりなどクリエイティブな作業を得意とする方も多くいらっしゃるため、自由度の高いクラフトビール造りは、オリジナルビールの制作など、その人の特性に合った仕事を見つけやすくなるかと思います。
【法龍山麦酒について】
■寺院が母体の僧侶が醸す、日本のトラピスト「寺(じ)ビール」が味わえる
法龍山麦酒は、神奈川県横須賀市野比にある「法龍山 最光寺」が母体となっており、ビールの商品名には、お釈迦様の教えの「天上天下唯我独尊」を使わせて頂いてます。
お寺で収穫する梅や、薬膳など寺院が母体ならではの様々なビールを楽しんで頂き、“訪れるひとを笑顔にする”そんな醸造所を目指して営業をしています。
■クラシカルなしっかりとしたクラフトビールをご提供
法龍山麦酒のクラフトビールは、環境庁が指定する「名水百選」に選ばれた「ヴェルニーの水」と名付けられた地元走水の湧き水を使用しています。
様々な種類のクラフトビールを楽しんで頂けるよう、セゾンやペールエール、IPAなど少量ずつ多種多様のビールを造っています。
【クラウドファンディングプロジェクト概要】
法龍山麦酒だからこそ出来る、様々な形のリターンをご用意いたしました。
支援者の皆様が、"自然と笑顔になれる"ようなリターン品となれましたら幸いです。
・プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/681589
・プロジェクト名:【ビール×寺×発達障害】寺院母体の醸造所で障害がある方が働き易い環境を作りたい!
・目標金額:2,000,000円
・募集期間:2023年10月16日まで
▼リターン(返礼品)一例
■工場でのビールチケット2杯分 5,000円
ビールは鮮度が命です!醸造工場で出来立てのクラフトビールの味わいや工場限定のフレーバーをぜひお楽しみください。
■ビールセット 10,000円~
僧侶が醸す「寺(じ)ビール」をセットでお届け致します。セゾンやペールエール、IPAなど多種多様のビールをお楽しみください。
など支援額に準ずる
※2023年11~2024年1月お届け予定
※詳細はプロジェクトページをご確認ください。
【酒類の取り扱いについて】
醸造所の名称及び所在地
法龍山麦酒
〒239-0831
神奈川県横須賀市久里浜 4-14-1 原ビル 1 階
酒類販売管理者
藤堂 曜平
酒類販売管理研修受講年月日
令和4年9月20日
次回研修の受講期限
令和7年9月19日
研修実施団体名
一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会
関連資料
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『【ビール×寺×発達障害】寺院母体の醸造所で障害がある方が働き易い環境を作りたい!』PR事務局 | |
所在地 | 東京都港区赤坂1丁目12-32アーク森ビル35階(PR事務局所在地) |
代表者 | CAMPFIRE『寺院母体の醸造所で障害がある方が働き易い環境を作りたい!』PR事務局 |
設立 | |
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リンク | https://camp-fire.jp/projects/view/681589 |