BluetoothでRS-232C機器と通信できるRS-232Cアダプター 4モデル6月下旬発売

情報解禁日時：2023年05月11日 11時37分

ラトックシステム株式会社（本社：大阪市西区、代表取締役：近藤正和、以下ラトックシステム）は、シリアル機器のRS-232Cコネクタに装着し、Bluetoothでの通信を可能にする変換アダプターRS-BT62シリーズ4製品を、2023年6月下旬より出荷開始いたします。

RS-232Cは古くからある通信規格であり、今でも産業機器や計測器で採用されています。一方、PCやタブレットなどは拡張スロットをもたないホストが増えており、当社ではこれらをつなぐインターフェイスを開発し、供給を続けています。

Bluetooth RS-232C 変換アダプターは、REX-BT60を2013年に発売して以来、RS-232C接続の無線化やシリアルインターフェイスを持たない端末との接続手段として、幅広い現場で利用されています。この度、REX-BT60の機能が引き続き使用可能な改良モデル「RS-BT62」シリーズを新たに開発しました。

RS-232C機器をBluetooth変換しパソコンに接続するSPP Profile ベーシックモデル「RS-BT62」

RS-BT62をRS-232C機器（DCE側）に装着し、Bluetoothで無線化。Windows PCおよびAndroidタブレットから、Bluetooth通信で制御がおこなえます。WindowsではCOMポートデバイスとして認識。Android端末からは、OS標準のBluetooth設定を使用して接続可能です。

RS-232C機器から出力されるデータを、キーボードイベントとして取り込み可能なHID Profileモデル「RS-BT62HID」

RS-BT62HIDをRS-232C機器に装着し、機器から出力されるデータを端末にBluetoothで転送。RS-232Cポートを持たないWindows PCやAndoidタブレットに、キーボードイベントとして取り込みがおこなえます。受信データはExcelシートのセルやテキストエディタ、Webアプリに直接文字として入力されます。

【訂正とお詫び】発表時、RS-BT62HIDの対応OSにiOSを含めていましたが、非対応に変更とさせていただきます。関係者各位の皆様には深くお詫び申し上げます。（2023.5.12）

RS-232Cのホスト側(DTE側)を変換しBluetoothデバイスと接続するマスターモードモデル「RS-BT62M」

RS-BT62MをDTE側に装着し、Bluetoothスレーブデバイスと通信をおこないます。D-Sub 9Pinメス型コネクタを採用、固定用金具を添付しています。

ケーブル接続のRS-232CシステムをBluetooth経由の無線に置き換えできるケーブルリプレイスメントセット「RS-BT62CR」

既存のRS-232Cシステムに変更を加えることなく、Bluetooth経由の無線システムに置き換えることができるモデルです。DTE側変換アダプター（RS-BT62M）とDCE側変換アダプター（RS-BT62）のセットで、DTEとDCE双方のシリアルポートに本製品を接続します。

対応デバイス

バックアップ電源、磁気カードリーダー、シリアルプリンター、電子天びんなど、RS-232Cポート搭載の機器
※公衆回線モデム等、通信制御にDTR/DSRを使用するRS-232Cデバイスでは使用できません。

ラトックシステム株式会社のプレスリリース

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	ラトックシステム株式会社
所在地	大阪府大阪市西区南堀江1-18-4Osaka Metro南堀江ビル 8階
代表者	近藤　正和
設立	1983年10月13日
資本金	1億円
従業員数	52名（2022年7月現在）
リンク	https://www.ratocsystems.com/

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