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    ~のぼり旗でごみを減らそう~ 「えひめ海ごみ0チャレンジ!のぼり旗プロジェクト発表会」を開催!

    2022年11月19日(金) 【場所】愛媛県立長浜高等学校

    情報解禁日時:2022年12月20日 13時55分

    えひめ海ごみ調査プロジェクト実行委員会では、愛媛県内の高校と連携し学校周辺の海岸緑地などにのぼり旗を設置し、設置の有無によるごみの量を計測する実証実験、「えひめ海ごみ0チャレンジ!のぼり旗プロジェクト」に取組み、11月19日(土)に各校ごとの取組みを紹介、また参加校の生徒同士の交流を深めることを目的として発表会を開催しました。

    このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

     

     イベント概要                                   

    ・開催概要:〜のぼり旗でごみを減らそう~えひめ海ごみ0チャレンジ!のぼり旗プロジェクト発表会

    ・日程  :2022年11月19日(土)

    ・開催場所:愛媛県立長浜高等学校

    ・参加人数:24人

    ・参加高校:長浜高等学校、南宇和高等学校、三崎高等学校、松山東雲中学・高等学校


     

     長浜高校から始まった「のぼり旗プロジェクト」!県内高校に横展開!        

    海岸緑地などにのぼり旗を設置し、設置の有無によるごみの量を計測する実証実験「えひめ海ごみ0チャレンジ!のぼり旗プロジェクト」。この取組みを県内で初めて実施したのは、長浜高校です。2020年度に地域探求プログラムの一環として実施し、のぼり旗の効果でごみを減らすことに成功。その成果が認められ、2021年2月に行われた地域探求プログラム全国大会において、「文部科学大臣賞」を受賞しました。

    今年度は「えひめ海ごみ調査プロジェクト」が主体となり、県内の高校生に活動の輪を広げようと呼び掛けたところ、南宇和高校、三崎高校、松山東雲中学高等学校の3校が新たに参加!長浜高校を含めた計4校でそれぞれの地域で活動を行いました。11月19日に開催した発表会では、活動に参加した高校生たちが一堂に会し、調査結果を報告。それぞれの活動で使用した「のぼり旗」も大集合しました。




     

     エリア特性を生かした各校での取組み                        

    <長浜高校>

    長浜高校は、長浜港湾緑地、長浜海水浴場で活動を行いました。ごみを重さで計るよりも、ごみの数で判断した方が正確な調査結果が出ると考え、昨年と調査方法を変更し実施しました。

    「つらいにゃん!」というキャラクターを描いたのぼり旗で実施した班は、「つらいにゃん!」が嬉しそうな顔をしたもの、悲しそうな顔をしたものの2種ののぼり旗を作り、対象地域のごみの量が多いと悲しそうな表情をしているのぼり旗を立て、対象地域のごみの量が少ないと嬉しそうな表情をしているのぼり旗を立てました。嬉しそうな表情、悲しそうな表情のキャラクターは人の意識を変え、たばこや紙ごみのポイ捨てに効果がありました。

    大雨などの自然災害の影響を受けた部分はありましたが、漂着ごみとポイ捨てごみは一目瞭然でわかります。のぼり旗がある方がポイ捨てのごみの量が少なくなるという結論でした。

    他校からの質問で、「風でのぼり旗が倒れることがよくあったのだが、どういう工夫をしていましたか?」という質問に対し、「結束バンドで杭とポールを結ぶ数を増やし、倒れることを防止するよう工夫していました」と回答していました。海辺ならではの苦労にも、知恵を絞って調査を実施していました。



     

    <南宇和高校>

    南宇和高校は、愛南町の御荘湾沿いの海岸で実施しました。のぼり旗のデザインは、愛南町のゆるキャラ「なーし君」です。一見、ごみがない海岸でしたが、探せばどんどん出てきたそうです。土地柄、養殖用のロープやブイ、発泡スチロールなどの漁具のごみも多かったそうです。日常的に使っているペットボトルも多くありました。のぼり旗を設置した週の方が、ごみの量が少なくなるという結論でした。

    他校の生徒からは、「同じ愛媛県内でもごみの種類が違うということを知れて勉強になった」という意見があがっていました。


     

    <三崎高校>

    三崎高校は、オリジナルのスタイルで調査を行いました。調査場所は三崎港の佐田岬はなはな堤防で、

    生徒たちが釣りに行った際に、横にのぼり旗を立てておく、というスタイルです。

    本人たちはいつも通り釣りをしているだけですが、珍しいのぼりに興味を持った釣り人たちが「これ何?」と話しかけてきて、その際に「のぼり旗プロジェクト」について説明をしていたそうです。自分たちだけで何とかしようと考えてしまいそうですが、釣り人を巻き込み、結果的にイベントを啓発しながらごみを減らすという斬新な手法となりました。

    「釣り人の意識を変える」三崎高校も、のぼり旗がある方がごみの量は少なくなるという結論でした。

    他校の生徒や先生からも、釣り人とコミュニケーションをとってごみを減らす行動を拡散していく、新しくて素晴らしい手法だと思う!と絶賛されていました。


     

    <松山東雲中学高等学校>

    松山東雲中学高等学校は、唯一街中の学校で、調査は松山市のロープウェー街で行いました。のぼり旗のキャラクターは松山東雲中学高等学校の制服の女の子で、実際の清掃活動も制服で行ったそうです。松山東雲中学高等等学校も、のぼり旗があることでごみは少なくなるという結論でした。

    制服姿で行ったのが啓発活動となり、ごみを捨てる人が減ったのではないか、と考えていました。ごみを捨てるのは一瞬だが、拾って、分けて、処分するとなると何倍もの時間がかかります。

    この実証実験以外でもごみを見ると拾いたくなるようになったそうで、自分たちの意識が変わったと発表していました。この実験が終わった後も、引き続き活動を行っていきたいとのことでした。


     

     総括                                       

    街中の学校、海沿いの学校と、環境の異なるそれぞれのエリアで活動した「のぼり旗プロジェクト」。

    自分たちから変わらなければ周りの人の意識は変えられないと思った生徒もいれば、逆に周りの人を多く巻き込むことによってたくさんの人の意識を変えられたと思った生徒もいました。

    相反する結論のようですが、どちらも大切な視点です。

    この発表会を通して、同じ愛媛県内でもエリア事の課題を知り、また他校の生徒と意見交換をすることでたくさんの学びがありました。今後は、愛媛県内に留まらず、瀬戸内海沿岸など他のエリアの高校生とも交流を深めていきたいです。






     

    <団体概要>

    団体名称 :えひめ海ごみ調査プロジェクト実行委員会

    URL :https://umigomi-ehime.com/

    活動内容   :瀬戸内海、宇和海と異なる特徴を持つ2つの海域に多方面からスポットライトをあて、それぞ        れの地域の海の素晴らしさや、課題についてこれまで以上に掘り下げて発信していくことで、        これまで以上に県民一人一人が地元の海の理解を深められるよう取り組む。また、海洋ごみ削        減に向けた取り組みを実践し、漁業者・自治体などのステークホルダーと連携することで、ア        クションや啓発の最大化を図る。また、海洋ごみ問題を『自分事』と認識してもらうため、         様々な情報発信や啓発活動、海洋ごみ削減の具体的なモデルケース構築を目指していく。


     

    CHANGE FOR THE BLUE

    国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

    産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

    https://uminohi.jp/umigomi/

             

      



     

    日本財団「海と日本プロジェクト」

    さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

    https://uminohi.jp/


     

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    海と日本PROJECT in 愛媛県のプレスリリース

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    海と日本PROJECT in 愛媛県
    所在地 愛媛県松山市本町1-1-1
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    設立
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    リンク https://ehime.uminohi.jp/
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