自動車廃材の活用でバリアフリービーチの構築と創出バリアフリービーチ車いす用スロープ竣工式典を開催しました!
情報解禁日時:2022年08月18日 21時09分
ドリームやまがた里山プロジェクトは、山形県飽海郡遊佐町西浜海水浴場のバリアフリー車いす用スロープ施工を記念し、2022年7月15日(金)に竣工式典を実施しました。式典では、浜辺に車イスで降りることができるよう、2021年度の日本財団助成事業で開発・製造した古タイヤをリサイクルしたゴムマットを砂浜に設置しました。事業名にもある「自動車廃材の活用」がテーマであり、その延長線上に障がい者と健常者が共に海を楽しむ共生社会の実現、さらには本事業を通し地域の活性化という「トリプルコンセプト事業」であります。今回のスロープが、地域・地元行政の皆様から有意義に利活用され、海水浴場を介し、皆に楽しい海・浜辺が継承されていくことを願っています。ドリームやまがた里山プロジェクトも今年はもちろん、来年からも事業を通し、一助になればと思います。このイベント等は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
奇跡的に回復した天候、無事にテープカットを行うことができました。
イベント概要・開催概要:バリアフリー車いす用スロープ竣工式典
・日程:2022年7月15日(金)
・開催場所:山形県飽海郡遊佐町西浜海水浴場
・参加人数:関係者58名、鳥海太鼓10名、来賓7名計75名
竣工式典
小谷代表は挨拶で「車いすのみならず、ベビーカーやご年配の方の歩行器等でも簡単に乗降通行でき、潮風を満喫できるスロープあるバリアフリービーチ西浜海水浴場を県内外に発信したい」と述べた。また、来賓の皆様から祝辞をいただき、日本財団常務理事の海野光行様からは式典に寄せていただいたメッセージが披露された。マスコミ取材も新聞社2社、テレビ民放4社、話題性の高さを示した事業であった。
テープカット
テープカット時に、(一社)再生医療福祉支援基金再生医療大使の渋谷真子氏より「潮風に乗せて~次代へ繋ぐバトン」と題し、バリアフリービーチ推進へのメッセージが披露された。渋谷真子氏はフォロワー数10万を数える「車いすユーチューバー」として全国的に活躍している。
渡り初め・アトラクション
テープカット後に渡り初めを行うと「渋谷真子氏」はマスコミ取材に対応しました。地元の鳥海太鼓の皆さんは、各セレモニー時に太鼓演奏で盛り上げてくださいました。
スロープの仕様等
既存のスロープが斜度9.8%、自力で車いす乗降可能な斜度6.7%にするための勾配調整施工工事で、距離は既存スロープのおよそ2倍の約41mとなっています。また、スロープは使用済み自動車の窓ガラス約1.6t(約200台分)を混入したコンクリートで施工。
<団体概要>
団体名称:ドリームやまがた里山プロジェクト
活動内容:それぞれ会員団体の特性を活かし、協働することでより大きな事業を達成できる、をコンセプトに団体が一丸となって地域活性化・社会貢献事業を実施している。日本財団助成事業の他、やまがた社会貢献基金助成事業や県内民間企業のCSR事業を受託し活動している。また、脱炭素社会を目指す活動にも参画し、ドリームやまがた里山プロジェクトとしてはもちろん、会員それぞれが環境保全活動等を通し、独自に山形県エコカップ事業の中でも活動の場を広げている。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。https://uminohi.jp/
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自動車廃材を利用したバリアフリービーチでの海洋体験機会創出(海と日本2023) | |
所在地 | 山形県山形市十日町3-9-36 |
代表者 | 小谷 卓 |
設立 | 2022年9月30日 |
資本金 | 100,000 |
従業員数 | 8 |
リンク | https://www.dysp.org |