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【取材可能】介護スタッフの腰痛負担を軽減するためアシストスーツを導入する特別養護老人ホームのご紹介
「団塊世代」と呼ばれる世代の人たち全員が、75歳以上の後期高齢者になることで起こる様々な問題は「2025年問題」と言われています。厚生労働省が発表したデータによると、2025年度には約243万人の介護職員が必要となることがわかりました。
後期高齢者が増える一方、介護業界は慢性的に人出不足という問題を抱えています。
その原因のひとつが、体力面の不安や課題です。
東京都世田谷区にある砧ホームは、腰の負担を軽減するアシストスーツ「マッスルスーツEvery」を導入しています。
人材の確保は砧ホームにとっても大きな課題で、同ホーム施設長は、「できるだけ負荷の少ない介護の実現」を模索していく中で、マッスルスーツを導入されました。
「大変なのが“排泄介助”や“移乗介助”。利用者の動きに合わせてゆっくり、丁寧にサポートする必要があるため、見た目以上に体力が求められます。長く腰痛に悩んでいる方もいて、つらいときは勤務自体ができません。腰痛がきっかけで離職する方も多いです」(砧ホームの職員)
休日は安静にしているか、接骨院で治療をしなければなりませんでしたが、マッスルスーツを使うようになってからは自由時間が増えてきました。
「余裕を持って介助ができるようになったことを実感しています。その結果、使っている職員もそうですが、介助を受ける利用者の方々も安心感を持ってもらえるようになった気がします。全体的に1人1人に対するケアの質も上がってきました」(職員)
勤続年数が長くなれば経験値も高まることから、施設としてはベテランの存在は重要。腰痛の負担軽減は長く働ける環境づくりにつながっています。
動画:https://youtu.be/dT03Vnbtgxg
インタビュー: https://musclesuit.co.jp/blog/2403/
<施設概要> ※取材調整させていただきます
【場所】東京都世田谷区砧3丁目9番11号
【設立】1992年
【事業内容】特別養護老人ホーム、ショートステイ
【規模】定員60名、併設のショートステイ4名、計64床
【特徴】
・東京都ロボット介護機器・福祉用具活用支援モデル事業のモデル施設。転落防止センサーを内蔵する「見守りベッド」、アシストスーツ「マッスルスーツ」、けがを未然に防ぐ「シルエット見守りセンサ」など様々なICT・介護ロボットを導入している。
・2019年にチェコ共和国の首相夫人が介護ロボットの視察のため砧ホームを訪問。これまでに4か国以上の視察受け入れ実績がある。
・令和2年から3年間で、フルタイム勤務メンバーの離職者がゼロ。
メディアが報道する意味
2025年問題と言われ少子高齢化が進む中、介護スタッフの負担増加と長く働ける環境づくりが社会課題に。
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株式会社イノフィス | |
所在地 | 東京都八王子市東町7-6エバーズ第12八王子ビル3階 |
代表者 | 株式会社イノフィス |
設立 | 2013年12月27日 |
資本金 | 4,941百万円 |
従業員数 | 非公開 |
リンク | https://innophys.jp/ |