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    詩人の家をことばと向き合う場所へ。井戸水汲んで薪で沸かす「五右衛門風呂」を再生プロジェクト

    明治初期建築の家に残る「五右衛門風呂」再生へ向けCAMPFIREにてクラウドファンディング実施中

    情報解禁日時:2023年11月10日 10時35分

    岡山県赤磐市(旧熊山町)松木の地で文化・まちづくり活動を行っているNPO法人永瀬清子生家保存会は、明治初期建築の家に残る「五右衛門風呂」を再生し、生家「清子の家」を詩人の暮らしの体験の場、「ことば」と向き合える滞在型の場所(ポエジスト・イン・レジデンスの場)にするため、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にてクラウドファンディングを実施中です。
    詩人・永瀬清子は戦後の混乱期に生家に戻り、日々の農業・子育て・家事の生活の中から、多くの詩や「ことば」を紡ぎました。「現代詩の母」詩人永瀬清子の生家を「詩作の現場」として継承していきたいです。

    ▼CAMPFIRE内プロジェクトページはこちらから(2023/11/30 23:59:59まで)
    https://camp-fire.jp/projects/view/702020

    【プロジェクト概要】

    詩人の生家を守り、詩作の場を継承するためのプロジェクトです。
    ボランティアのみで月2日オープンする形では、高齢化で現メンバーが動けなくなったら終わってしまいます。
    五右衛門風呂の再生で生家の魅力をアップし、週4日以上シェアキッチン(カフェ)をオープンし、清子の家を気軽に交流できる場所として維持できるシステムと仲間を増やすことを目指します。

    ■「清子の家」の今
    月2回(月命日の17日と第3日曜日に)開館している清子の家。
    来館者たちは野菜を作ったり、詩を写したり、詩作のワークショップに参加したりしています。
    清子の暮らしを体験すべく、土を耕し、種や苗を植え付けます。イノシシや鹿に食べられたりもしましたが、残った秋トウモロコシの収穫を心待ちにしています。

    母屋二階で体験出来る「写詩」は、文字通り「詩を写す」こと。時に聞こえる鳥の声や、旧街道を吹き抜ける風を感じながらじっくりと詩に向き合うことができます。

    永瀬清子は詩人である一方、詩作の指導に力を注いだ人でした。
    「詩を書くよろこび」を伝え続けた遺志を継ぎ、私たちは2016年に「永瀬清子現代詩賞」を創設し、作品集を刊行しています。
    詩作講座や朗読ワークショップなどを企画し、詩とふれあえる場所作りを目指してきました。
    そして今、「内なることば」にもっと深く出会える体験の場を用意したい、そのための開館日も増やしたいと感じたのです。

    ■「清子の家」のこれから 「詩作の聖地」〜ポエジスト・イン・レジデンス〜をめざして!
    〇なぜ「五右衛門風呂」再生なのか。
    生家改修の中、唯一手つかずであった五右衛門風呂。アウトドア愛好家の方の「もったいない、入りたいなぁ」というつぶやきに、庭を見ると「井戸」があり、薪を用意出来る環境があることに気がつきました。
    薪拾い、井戸の水汲み、火をおこし薪をくべて風呂湧かし。
    何事にも少し時間の掛かる暮らしの体験は、いつもの「入浴」を特別なものに変えるでしょう。
    ことばを紡ぐ人、体験を楽しみたい人、個人で家族で参加出来ます。

    〇清子暮らしは築150年の母屋と庭活
    家に和室はないという方が増えています。明治初めの町家建築の母屋は、和室しかありません。
    生家公開日はいつもスタッフが畳を拭き掃除しますが、そのたびに「清々しい!」と感じます。「ぎゅっと固く絞った布で目に沿って拭く、から拭きをする」という作法を経験してみてはいかがでしょう。
    自分のための一畳を丁寧に清めて、寝転がってみる。「起きて半畳寝て一畳」の実感です。誰かのために心を込めて拭けば、それは立派なもてなしです。
    大きな樅の木と榧の木がそびえる庭へ出てみましょう。写真と清子の言葉を綴った「二十四節気のポストカード」を手に。畑には苗が植わっているかもしれないし、野菜が実っているかもしれません。枯れたように見える草の根元には新芽があるかもしれません。
    農薬を撒いたりしないので、安心して土に触れます。

    〇談話室を食の場所へ
    納屋を改築した離れの談話室を別の補助金で厨房設備などを整え、食事ができるシェアキッチン(カフェ)を整備します。
    理事長横田は定食屋の主人。地元の食の仲間も集めます。

    〇月2回の開館から週4回の開館を目指して
    五右衛門風呂の再生など、体験できることの幅を広げることで、開館日を増やし、より多くの方に開館日を気にすることなく訪問いただける場となります。
    永瀬清子に深く触れたい方には、生前の映像上映や直筆原稿の展示、直接手に取れる本の用意をいたします。
    詩作を望む方には、ワークショップの機会や場所の提供ができます。
    古民家暮らしを楽しんでみたい方には、清子暮らしを指南します。

    五右衛門風呂+清子暮らし+食で「ことば」が生まれる「詩作の聖地」へ

    〇ゆくゆくはポエジスト・イン・レジデンス(滞在制作)の場に
    将来的には宿泊できる形にして、清子の「詩作の現場」で詩や文筆活動をする人に、この土地で滞在しながら、制作する「アーティスト・イン・レジデンス」ならぬ「ポエジスト・イン・レジデンス」の場を目指します。

    【プロジェクトで実現したいこと】

    ■くらし体験とことばに向き合う場へ

      田と詩      永 瀬 清 子

      二反の田と五寸のペンが私に残った。
      詩を書いて得たお金で 私は脱穀機や荷車を買った。
      もうどちらがなくても成り立たないのだ。
      私の詩は農繁期に最も多く降ってくるのだ。
      しばらく田に出ないでいると何も書けなくなるのだ。
      牙のある動物が牙をとぐように
      田で働かなくては書けなくなるのだ。

    永瀬清子は、妻であり、4人の子の母であり、生涯詩人であり続けた人です。
    清子の詩からは、誰もが尊重され何者にも束縛されず、自分の人生を全うできる世の中であってほしいと願う気持ちが溢れています。
    彼女は農業で生活を支えながら、いつもポケットに詩のメモをしのばせ、詩の種を求め続けていました。生活者としての確かな足元が、生きる事への穏やかな励ましの言葉となって立ち上がり、困っている人や弱き人を「地に強い草の葉」(詩「降りつむ」)と詠んでいます。自らもまた同じ視点に立ち、寄り添うように紡がれる詩は、彼女の最大の魅力といえます。

    永瀬清子生家保存会ホームページ 詩の箱:https://www.nagasekiyoko-hozonkai.jp/%E8%A9%A9%E3%81%AE%E7%AE%B1

    【クラウドファンディングプロジェクト概要】

    ・プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/702020
    ・プロジェクト名:井戸水汲んで薪で沸かす「五右衛門風呂」を再生!~詩人の家をことばと向き合う場所へ
    ・目標金額:3,600,000円
    ・募集期間:2023年11月30日まで

    【NPO法人永瀬清子生家保存会について】

    永瀬清子 ~松木の家の前で息子と~ / 横田都志子

    岡山県赤磐市(旧熊山町)松木の地にて、明治初期の町家建築で、"現代詩の母"と 呼ばれる詩人「永瀬清子」生家である建物の保存とその作品の顕彰活動をしています。
    永瀬清子その人や作品、この家の魅力にとりつかれた「うっかりひょん」の集まりです。
    永瀬清子生家保存会は、朽ち果てようとしていた清子の生家を「詩作の現場」として残すべく2005年に結成、のちNPO法人化します。
    親族から土地建物の所有権を受け継いで、庭の井戸建屋と母屋を復元し2017年には国の有形文化財として登録されました。さらに、母屋へ続く釜屋と離れの改修も終わり「清子の家」として2021年より月二回の公開が始まりました。
    「もっと気軽に訪れたい」「開館日を増やしてほしい」「生家ならではの体験が出来ないか」という来館者の声に応えるべく、このたび「五右衛門風呂」の再生をクラウドファンディングする運びとなりました。
    清子の暮らした昭和の、何をするにも手間は掛かるが愛着の湧く生活を、ゆっくり滞在し体験してもらいたいのです。生活とひと続きの自然に身を置き、清子のようにペンを取り、ことばを紡いでいただきたいのです。
    文学者ゆかりの建物が次々と閉館されていく昨今、多くの人の助けによりやっと改修を果たした生家をどう存続し発展させていくか。「五右衛門風呂」体験という魅力を加え、開館日を増やしていくために、どうか力を貸して下さい。

    関連資料

    • 【プレスリリース素材】五右衛門風呂再生プロジェクト

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    『井戸水汲んで薪で沸かす「五右衛門風呂」を再生!~詩人の家をことばと向き合う場所へ』PR事務局
    所在地 東京都港区赤坂1丁目12-32アーク森ビル35階(PR事務局所在地)
    代表者 CAMPFIRE『井戸水汲んで薪で沸かす「五右衛門風呂」を再生!』PR事務局
    設立
    資本金
    従業員数
    リンク https://camp-fire.jp/projects/view/702020

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