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    本を作るプロジェクト『かごを編む 鳥越のすず竹細工とともに、柴田恵』クラウドファンデイング開始!

    数千年という長期にわたって、人々の暮らしに寄り添ってきた「すず竹細工」の魅力を伝えるためCAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中

    情報解禁日時:2023年10月02日 16時30分

    岩手県北部、一戸町鳥越地区。この地で守られてきた「すず竹細工」は日用品でありながら端正な作りを身上としてきました。作り手・柴田恵(以下「柴田氏」)を通して「すず竹細工」の魅力に迫る本の制作プロジェクトをクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にてクラウドファンディング実施中です。民藝ブームの再燃、歴史を塗り変える事実の確認、材料のスズタケの枯渇、担い手の減少、今、それを取り巻く環境は大きな分岐点にあります。皆様のご支援を心よりお待ちいたしております。

    ▼CAMPFIRE内プロジェクトページはこちらから(2023/11/30 23:59:59まで)
    https://camp-fire.jp/projects/view/694165

    【プロジェクトの背景】

    岩手県北部、内陸に位置する一戸町鳥越。以前は農家の副業として、ほとんどの家が「すず竹細工」に携わり、家族で大切に守り伝えてきました。昭和30年以降、日本の自然素材のかごの多くが、安価なプラスチック素材の出現によって衰退を余儀なくされ、「すず竹細工」も例外ではありませんでした。しかしながら、その使い勝手の良さと、誠実なものづくりの努力があって、今日まで生き残ってきました。
    材料のスズタケは、タケと名がついていても、直径1cmにも満たない細さで、皮を付けたまま成長するのでササの仲間に分類されます。これを四つ割にして使いますが、かごに編むとしなやかで丈夫、市場かごや行李としても重宝されてきました。四つ割にしたひごをさらに薄く削いだものを使って作られるものは、日用品でありながら美しく鮮やかな印象です。
    「すず竹細工」の歴史は古く、平安時代からと言われてきました。しかし近年、周辺の御所野遺跡の発掘調査が進み、縄文時代からスズタケを用いて多様な編み方のものが作られていたことがわかってきました。数千年という長きに亘って、鳥越の暮らしに寄り添ってきた「すず竹細工」。この地に生まれ育ち、これを守り伝えようとしている柴田氏を通して、その魅力を伝える本を出版したいと考えました。

    【スズタケ枯死の危機】

    2020年頃から鳥越周辺のスズタケがすべて枯れるという事態になっています。記録では120年周期で「タケ、開花し枯死」とあり、今まさにその時期を迎えています。過去にも繰り返されてきた事象ではありますが、今の状況は深刻です。熟練の作り手の高齢化、そこに材料が手に入らないという事態が追い討ちをかけて廃業を決める人が相次いでいます。加えて、地元の担い手が育っていないという事実。
    スズタケが再生し、竹細工の材料として使えるようになるためには20年必要と言われています。スズタケの再生が先か、伝統継承が途絶えるのが先か、今、鳥越の「すず竹細工」は崖っぷちです。
    新しい発見や好材料があり、一方待ったなしのスズタケの状況もあり、今やらなければ、おそらくもうできないのではないか、そして今ならば「すず竹細工」のこれからに繋げられるものができるのではないか、そんな思いで企画をスタートいたしました。
    そのためにも、美しい「すず竹細工」の写真を先人のかごを含め多く載せたい。大のかご好きを自称される在本彌生さんに写真を、ビジュアルブックを数多く手掛けられている縄田智子さんにデザインをお願い致しました。
    『中川原信一のあけび籠』を上梓した5年前より出版業界は、ウクライナ情勢をうけて紙代の高騰、本の売れ行きの低迷などさらに厳しい状況下にあります。その中で制作費を捻出するため、クラウドファンデイングの目標額も高く設定する必要があります。個人の力では到底及ばず、是非皆様のお力をお貸しください。
    美しい手仕事「すず竹細工」を後世に繋ぎ、伝える一助になるよう精一杯努力してまいります。

    【作り手・柴田恵】

    柴田氏は、わかっているだけでも父方、母方の祖父母の代から「すず竹細工」に携わってきた家系に育ちました。時代とともに多くの人が「すず竹細工」、そして鳥越から離れていったために、地元の数少ない生き証人であり、優れた技術を持った特別な存在です。
    ストイックなものづくりの姿勢にはいつも頭が下がります。一見、か弱そうに見えて、強い信念を持っている、「すず竹細工」イコール柴田氏と、思えるのです。
    そんな恵さんのかごは展示会のたびにいつも完売で、多くのファンを獲得しています。
    近年のトピックとして、ほぼ100年前に柳宗悦らによって提唱された「民藝」にスポットが当たって、雑誌で特集が組まれたり、展覧会が各地で開かれ、若い世代にも信望者を増やしています。2023年も大阪・中之島美術館を皮切りに「民藝 MINGEI」展が開催され、会場では柳が称讃した「すず竹細工」の展示とともに柴田氏の仕事が詳しく紹介されています。

    【クラウドファンディングプロジェクト概要】

    ・プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/694165
    ・プロジェクト名:かごを編む 鳥越のすず竹細工と共に・柴田恵
    ・目標金額:3,200,000円
    ・募集期間:2023年11月30日まで

    ▼リターン(返礼品)一例
    ■お礼状、出版した本、出版した本にお名前を記載 10,000円
    ■お礼状、出版した本、出版した本にお名前を記載、お話会ご招待、すず竹椀かご(φ28高さ18 単位:cm) 25,000円

    など支援額に準ずる
    ※2024年3月お届け予定
    ※詳細はプロジェクトページをご確認ください。

    関連資料

    • 【プレスリリース素材】『かごを編む 鳥越のすず竹細工とともに、柴田恵』制作プロジェクト

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    『かごを編む 鳥越のすず竹細工と共に・柴田恵』PR事務局
    所在地 東京都港区赤坂1丁目12-32アーク森ビル35階(PR事務局所在地)
    代表者 CAMPFIRE『かごを編む 鳥越のすず竹細工と共に・柴田恵』PR事務局
    設立
    資本金
    従業員数
    リンク https://camp-fire.jp/projects/view/694165

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