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    いきものディスカバリー通信vol.5 いきものたちのお食事事情 いつでも、どこかで“何かが起きている”サンシャイン水族館がお届け!水族館&いきものを深堀!発見がいっぱい!

    情報解禁日時:2021年10月20日 15時36分

    サンシャイン水族館(東京・池袋、館長:丸山克志)では、約550種23,000点の生き物を展示しています。 秋も深まってきたこの時期、スポーツの秋、芸術の秋…と様々ありますが、今回は食欲の秋ということで、サンシャイン水族館で展示している多種多様な生き物たちのエサについてご紹介します。 新しくスタートしている生き物たちへの餌やり体験にもご注目ください。 ​〇その数なんと70品目!~サンシャイン水族館で使用しているエサ 種類、量、栄養素、食べやすさ、生き物の状態等を考慮し、エサの組み合わせを変えたり不足しがちなビタミンやカルシウムを添加したりして、生き物にあったエサを選択します。エサを丸飲みにするアシカやペンギンにはアジやサバなどの魚をそのまま与えますが、口の小さな魚などには食べやすいように口の大きさに合わせて切ってから与えます。 ▶冷凍餌:魚介類が中心で、アジやサバ、シシャモ、アマエビ、スルメイカなど食卓でもおなじみの食材が巨大冷凍庫に保存されています。その他赤虫やコペポーダ(プランクトンの一種)、タニシなども扱っています。冷凍餌の利点は①長期保存ができる、②必要な分だけ使える、③管理しやすい、④寄生虫を駆除できるなどが挙げられます。ビタミンの種類によっては成分の変化や流出という欠点もあるため、ビタミン剤を添加することもあります。 ▶配合餌料:いくつかの原材料を配合、加工して作られた人工的なエサです。生き物の種類や成長段階、繁殖、治療・療養などの目的に合わせて成分量が整えられています。市販のペット用や観賞魚用、養殖用のエサや、水族館・動物園の生き物専用のエサなどを使っています。保存や栄養のバランス面で優れていますが、自然界にはないため味や食感が気に入らず、なかなか食べないこともあります。その場合は配合餌料にこだわらず、栄養価や嗜好性を考慮したエサを食べさせるなどの工夫をしています。 ▶野菜、果物類:小松菜、ニンジンなどの野菜、リンゴ、バナナ、グレープフルーツなどの果物も使います。主にリクガメの仲間やトカゲなどのエサにしています。 ▶生き餌:魚類、甲殻類、昆虫、プランクトンなど様々な種類があります。生き餌は世話に手間がかかる、自然界ほどバリエーションがなく栄養が偏りがちなどの欠点がありますが、主にイカやカエルのように生き餌を好んで食べる生き物や、搬入直後でまだ人工的なエサに慣れていない生き物などに与えます。 普段から様々な種類のエサを食べられるように工夫しながら与えることは一部のエサが万が一搬入できない時期があったとしても生き物への負担を避けられるため、重要なポイントでもあります。 続いては、サンシャイン水族館のいろいろな生き物たちの“食”に関する豆知識をご紹介します。 〇大食いな生き物たち ▶エサの量No.1「カリフォルニアアシカのチャップ」 当館で一番エサの量が多いのはカリフォルニアアシカのオス「チャップ」です。体長約2m、体重約190㎏のチャップは1日に約8㎏~10㎏ものサンマやイワシ、コマイなどの魚を食べています。 ▶体の大きさによらない!?「換羽前のケープペンギン」 野生下において、羽が抜けた状態では水中での体温維持が難しく採餌をしに海へ行かないため、換羽期(5~7月頃)は約2週間程度絶食期間となるケープペンギン。そのため換羽前は食いだめをするので、普段より食欲が増し、平均体重と比較して体重が1.5倍にもなる個体もいます。この時期は、体重約3㎏のペンギンが1日に40g程度のマアジを25尾以上も食べたりします。 〇こだわりグルメな生き物たち ▶飼育スタッフ特製団子が好き!胃腸が弱く繊細な「マンボウ」 自然界ではクラゲなどの軟質性の生き物やエビなど小型の甲殻類、イカ、小型の魚などを食べるマンボウ。当館では、甘エビ、イカ、オキアミをミンチ状にして混ぜ合わせ、一口サイズの団子にして与えています。また、胃腸が弱いため胃腸薬やビタミン剤をエサに混ぜて与えています。 ▶巻貝しか食べません!「カイマントカゲの専食」 非常に限定的なエサを食べる「専食」をする種類の生き物。カイマントカゲは巻貝を主食とするため、当館ではタニシを与えています。貝を割るために半球状の形をした歯と強靭なあごを持っており、バリバリと豪快にタニシを食べ、殻は器用に吐き出します。 ▶好き嫌いがある?「小松菜」 爬虫類や大水槽「サンシャインラグーン」の魚たちなど様々な生き物に与えている「小松菜」ですが、それぞれ好き嫌いがあるようです。 グリーンイグアナの「ソル」は小松菜の茎が苦手で茎だけだと食べません。フィリピンホカケトカゲは小松菜の葉とリンゴを同時に与えると、小松菜の葉をかき分けて舌を使って上手にリンゴだけを食べます。 ▶好き嫌いがある?「コツメカワウソは何が好き?」 自然界では主にエビやカニを食べているコツメカワウソ。当館ではニジマス、ワカサギ、川エビ、ペレット(キャットフード)を与えています。マリンガーデン「カワウソたちの水辺」に暮らす4頭にこれらのエサすべてを同時に出して、何を一番食べるか実験を行ったところ、全頭がニジマスをもっとも好むという結果となりました。 実験動画はこちら➡https://www.youtube.com/watch?v=y2lVassEp_I 〇食べ方に特徴がある生き物たち ▶のど袋は約10リットルもの水が入る!モモイロペリカン よく伸びるのど袋を大きく膨らませ、長い嘴で水中のエサを狙います。水ごとのど袋に入れて、器用にエサだけを食べます。モモイロペリカンの羽の色は元々白いですが、赤い色素を多く含むエサをたくさん食べることで、尾羽の近くから分泌する水はじきをするための脂がピンク色になり、それを羽に塗り込むことで「モモイロ」になります。 ▶アマゾン川で豪快ジャンプ!アロワナ&ドラド 水上に茂る木々に止まった昆虫や小動物を獲るアロワナやドラド。水上のエサに向かってジャンプし、水しぶきを上げながら食いつく姿は、運がよければマリンガーデン「きらめきの泉」で見られるかもしれません。 〇生き物たちへのエサやり体験 ▶NEW!! サンシャインラグーン プレミアムエサやり体験 約45種類1,500点の魚たちが暮らす大水槽「サンシャインラグーン」の上から、お手製のエサを魚たちにあげるイベントです。水族館で使っているエサやサンシャインラグーンの生き物たちについて飼育スタッフの解説を聞いた後、実際に自分でエサを混ぜて作り魚たちにあげることができます。 料金:600円※1日1回、定員制(10名)で実施しております。その日の時間については水族館 ウェブサイトをご確認ください。 ▶NEW!! 10月2日よりスタート!「エサカプセル」販売 「きらめきの泉」の外側の水槽を泳ぐグッピーなどの小さな魚たちにあげられるエサが入ったカプセルが登場。カプセルにはエサのほか、お魚のシール(全5種ランダム)が1枚入っています。 料金:200円 ※1日ごとに数量限定、なくなり次第終了 〇飼育スタッフからひと言  サンシャイン水族館 飼育スタッフ 魚類担当 笠原 穣 (かさはら みのる) 生き物に与えるエサで気をつけていることは、量とバランスです。たくさん食べるからといって与えすぎには要注意です。生き物の様子を観察しながらエサの量を調節します。一種類のエサばかりを与えていると栄養が偏ってしまうため、バランス良くエサを与える必要があります。当館では、バランスが取れたエサにビタミンや栄養剤を添加し、さらに生き物の健康を維持しています。 〇追伸 いきものディスカバリー通信 vol.1~4まではこちらからチェック! vol.1 『コツメカワウソ』  https://co.sunshinecity.co.jp/archives/007/202106/02fd8f68e7e3365fa911908fea6d0abd.pdf vol.2 『クラゲ特集-海月空感1周年記念-』 https://co.sunshinecity.co.jp/archives/007/202107/476b2b2405deaf2342c8386e77ff120d.pdf vol.3 『いろいろな噂が飛び交う謎多き魚 マンボウ』 https://co.sunshinecity.co.jp/archives/007/202109/33f060353ab7397343bf04f761fc2be4.pdf vol.4 『丸いフォルムで腹部に吸盤を持つ ダンゴウオ』 https://co.sunshinecity.co.jp/archives/007/202109/711b355db9d64f158a14f8891dc4cdbb.pdf いきものディスカバリー通信 次号もお楽しみに! ※画像はイメージです。 ※金額はすべて税込です。 ※サンシャイン水族館ではお客様に安心してご来館いただくため、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めております。ご来館の際には、ご理解とご協力をお願いいたします。詳しくはサンシャイン水族館 ウェブサイトをご確認ください。https://sunshinecity.jp/aquarium/news/entry-14803.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■サンシャイン水族館 概要 所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上 営業時間:10:00~18:00 (秋冬)、9:30~21:00(春夏)※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり 入場料:大人(高校生以上)2,400円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4才以上)700円 問合せ先:サンシャイン水族館 03-3989-3466 https://sunshinecity.jp ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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    株式会社 サンシャインシティ
    所在地 東京都豊島区東池袋3-1
    代表者 合場 直人
    設立 1966年10月14日
    資本金 192億円
    従業員数 139名(2023年3月現在)
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