1本400円のとうもろこしが売れるわけ
情報解禁日時:2023年08月21日 16時57分
うとさんち(所在地:鹿児島県阿久根市、代表:宇都風香)は、通常の3倍の値段、 1本400円の白いとうもろこし「雪やこんコーン」を1時間で1000本以上売り、今年はめざましテレビ・南日本新聞に掲載いただいた農家です。
なぜ農家は儲けられないと言われるのか分析
基本的に農家はJAや市場に卸しますが、市場価格に左右され、薄利多売の商売を行っています。良いものを生産しても売り方を知らず、売上を上げるには栽培面積を増やすしかないのが現状です。
当農園も1年目はJA出荷を行っていましたが、正直これで食べていけるの!?という売上でした。「農家は儲からない」に納得してしまう金額に、この売り方から抜け出そうと考え、経営を妻、生産を夫と完全に分けることにしました。
徹底した栽培管理
県内外問わず20軒以上のとうもろこし農家とSNSを通じて繋がり、栽培に関する知識をつけ、自分の畑で実践する、 こうして技術を高めていった結果、最高糖度22.5度という圧倒的な糖度と鮮度で他農家との差別化を図ることに成功しました。
従来の農業にない販売戦略
良い商品を作っても、「売る」ことにスポットを当ててこなかった従来の農業は非常にもったいないと感じ、私は経営全般、広報活動にも力を入れ、商品とともに「うとさんち」のブランディングも徹底して行っています。
個人農家がこれまでやってこなかった「良いものを作り、宣伝し、高値で売る」、このサイクルを作ることで、薄利多売が当たり前だった農業から抜け出し、3倍の値段でも売れる農家となりました。
メディアの方と繋がる機会も増え、今年はめざましテレビや南日本新聞に掲載され、放送直後はあっという間に1000本以上が売れました。新聞掲載後のマルシェでも15分で完売、イベント中に3度収穫に出るという異例の売れ行きでした。
また、完売続きで買えないというお声をたくさん頂いたことで、秋も栽培も決意。夏と変わらない糖度と、夏に比べ熟成された秋の雪やこんコーンは、現在ご予約承り中です。
「きつい上に稼げない」という農業に対するイメージ
週末は農業高校生がアルバイトに来てくれますが、農業はイメージ通り確かにきつい仕事だと正直に話します。ですが、工夫次第で確実に儲かる仕事になる、とも話し、私たちのブランディング戦略なども伝えています。
農業に対してあまり将来性を持てていなかった農業高校生たちも、こんな農業があるんだと学んでくれています。農家の高齢化が深刻化していますが、若い世代に農業の新たな魅力を伝え、将来の仕事の選択肢に入ることが、一つの目標だと感じています。
<販売情報>
ご予約先 : https://utosanchi.base.ec/
内容 :秋の雪やこんコーン8本入り 3,200円(税込)
秋の雪やこんコーン16本入り 6,400円(税込)
発送期間:10月中旬~11月中旬頃
■うとさんち
農業未経験だった当時26歳の宇都風香が創業した雪やこんコーンをメインに栽培する農家。地元の農業高校生に新たな農業の魅力を伝える取り組みも行っている。来年は畑に直売所を併設予定で、畑直売は無人販売が多い中、商品の魅力を直接伝えられるようあえて対人販売を行う予定。「人が集まる畑」を目指し、現在準備中。
公式HP:https://www.utosanchi.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/utosanchi/
■メディアからのお問い合わせ先
メールアドレス:utosanchi12@gmail.com
電話番号:090-4484-3256
担当者:宇都風香
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うとさんちのプレスリリース
うとさんち | |
所在地 | 鹿児島県阿久根市脇本1118 |
代表者 | 宇都風香 |
設立 | 2020年12月 |
資本金 | |
従業員数 | |
リンク | https://www.utosanchi.jp/ |