スポーツ振興が進む千葉県幕張からごみ拾い×ジョギングを推進!地域企業と連携し、プロギングステーションを全国初設置「海ごみゼロウィークPLOGGING MAKUHARI」開催しました!
情報解禁日時:2022年10月12日 11時42分
CHANGE FOR THE BLUE 千葉県実行委員会(事務局:千葉テレビ放送内)は、2022年9月17日(土)から2022年9月25日(日)秋の海ごみゼロウィークに、千葉県幕張にてプロギングイベント「海ごみゼロウィークPLOGGING MAKUHARI」(以下、本イベント)を開催しました。
本イベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
- イベント概要
・開催概要:アクティビティとアースクリーン(環境美化活動)を組み合わせた世界的なフィットネストレンド「プロギング」を通して、幅広い世代に海洋問題への理解・関心を深めてもらいながら「プロギングステーション」を体験してもらうプロギングイベントです。
・日程:2022年9月17日(土)から9月25日(日)10時から17時半 ※雨天順延
・開催場所:イオンモール幕張新都心スポーツオーソリティ幕張新都心店 ランニングステーション
・参加人数:70人(オープニングイベント参加者35人を含む)
・協⼒:LIGHTSHIP Inc. 、スポーツオーソリティ幕張新都⼼店、イオンモール幕張新都⼼、JFA夢フィールド幕張温泉湯楽の⾥、⼀般社団法⼈プロギングジャパン、千葉テレビ放送
・後援:千葉市
- 【オープニングイベント】開会式とプロギングチャレンジを実施!
9月17日(土)は、モデル・タレントでありランナーの⻄⾕綾⼦さん、スポーツオーソリティ幕張新都心店ランニングスペシャリストの安⽥治靖さん、一般社団法人プロギングジャパンの皆さんをお招きし、イベントの開会式と、ゲストとチームでプロギングできるプロギングチャレンジを開催しました。開会式は、MC⻄⾕さんからゲストやイベントの紹介、プロギングリーダーからプロギング中の注意事項などトークを交えて進行しました。ランニング教室の講師もされている安⽥さんからプロ目線の準備運動をレクチャーしていただきながら、参加者の皆さんは体をしっかりストレッチできました。
【左写真】開会式の様子 【右写真】準備運動の様子
- 【プロギングチャレンジ】海と街を楽しむプロギングを2チームに分かれて挑戦!
オープニングイベントの参加者の中には、プロギング未経験者が多くみられましたが、普段からランニングやスポーツをされている方も多く、約4.2kmの街から海へ向かう「海街コース(上級)」20名のチーム、約3.6kmのウォーキングを中心とした「街コース(中級)」15名のチームに分かれました。ほとんどの参加者が初対面でしたが、声をかけ合いながら通行人や車に注意し、ごみの回収を協力していくうちに、次第に笑顔が増え打ち解けていきました。
街中でのプロギングの様子
- オープニングイベントでは、合計約8kgのごみを回収!
一見ごみが見当たらないきれいな街の印象でしたが、探してみると1つ、2つと参加者の皆さんもごみを見つけ始め、見逃していたごみや茂みの中の隠れたごみを気づきにくいごみを拾えるようになっていきました。「何のごみだろう」「このごみは何に分類される?」など共通の話題から会話も増え、「ごみの分別が家と違う!なぜ?」と不思議がっている小学生もいました。海街コースの皆さんは、海岸にたどり着いた時の達成感と、きれいな海の景色を見ることができました。海洋ごみと街ごみの違いに学びもあったようです。
海街コースに参加した西谷綾子さんのコメント
「プロギング、思ってる以上に楽しくビックリしました!参加者の皆さんも素晴らしい方達でしたね!プラスのエネルギーが溢れていました」
【左写真】海街コースチーム 【右写真】街コースチーム
- プロギングステーションの社会実装を実現
イベント期間中に、ごみ拾いのハードルを下げ継続できる仕組みづくりとして、プロギングツールの貸し出し・集めたごみの回収・プロギングの参加特典を贈呈する「プロギングステーション」をLIGHTSHIP Inc. と連携し社会実装を試みました。大風の影響で雨天が続きましたが、イベント終了までに自然界に流出したごみを約20kg回収することができました。参加者からはプロギングステーションを評価していただく声をいただき、常設を希望する方も多くいらっしゃいました。
【左写真】プロギングステーション設置の様子 【右写真】西谷さん、安田さんとごみの分別をする様子
- アプリ「PLOGGING MAP」を利用してごみのホットスポット情報を収集
参加者の皆さんへ、参加特典獲得に必要なポイントカードの説明と合わせて、ごみが溜まりやすいホットスポットを共有するアプリ「PLOGGING MAP」をご紹介しました。幕張エリア周辺の自然界に流出したごみの情報を収集するとともに、集まったマップの情報を確認しながら参加者はプロギングに最適な場所を選定することができます。マップでは投稿日、位置情報、写真、コメントを確認することができます。
【左写真】受付にてアプリの説明をしている様子 【右図】アプリ「PLOGGING MAP」画面例
- イベント参加特典に地域企業が協力!オリジナルグッズをプレゼント!
イベント参加特典として、地域企業のイオンモール幕張新都心から各施設で利用できる特典を、JFA夢フィールド幕張温泉湯楽の⾥からタオルセット無料レンタル特典をご協力いただきました。CHANGE FOR THE BLUEからは、美しい海をおもわせる鮮やかなブルーのオリジナルグローブと、日常使いしやすく通気性が高いオリジナルポロシャツ(UNIQLO寄贈)をご用意しました。
オープニングイベントに参加してくださったご家族が、イベント期間中にCHANGE FOR THE BLUEオリジナルグローブとポロシャツを身につけて2回目のプロギングにチャレンジしてくださいました。出発から1時間後、袋いっぱいに素敵な笑顔でプロギングステーションに戻られました。
【左写真】オリジナルグローブ 【右写真】オリジナルポロシャツを着用した参加者
- アプリであつめた情報からつくるフォトモザイクアートにチャレンジ!
アプリ「PLOGGING MAP」で集まった幕張エリア付近の情報を使って、海ごみゼロウィークオリジナルごみ袋にも使われているイラストをベースにフォトモザイクアートを制作しました。イベントサイト上で発表し、一定期間データを閲覧・保存を可能にしています。作品はスマートフォンの待ち受け画面やSNSの投稿素材として使用していただけます。※商用利用不可
【左写真】プロギング中にごみを撮影する様子 【右図】フォトモザイクアートチャレンジ
- 参加者からの声
「とっても楽しかった」「知らない人と気軽にコミュニケーションがとれて仲良くなれるのが良かった」「自分の体にも良く、地域にも良い、清々しい氣持ちになりました」「また機会があれば参加したい」
「いい汗かきました」「このくらいのペースなら無理なく参加できる」「子供がこんなにごみのことを知りたがっている事に驚いた」「ごみが気になりはじめた」「環境により興味を持ってRUNするようになった」
「商業施設周辺に意外とごみが投棄されており、驚きました。投棄してしまうひとにこそ、この取り組みを知ってもらいたいと思いました。」「プロギングステーションがもっと増えてほしいと思いました。」「とても良い活動だと思った」
<団体概要>
団体名称:CHANGE FOR THE BLUE 千葉県実行委員会
URL:https://chiba.uminohi.jp/
活動内容:海洋プラスチックごみ問題の啓発活動、清掃活動の実施、海洋プラスチックごみ問題を解決するビジネスの創出など
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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