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    【案内状】鳥取市立青谷小学校と青谷中学校で漁業者が蓄養したウニを使った給食が提供されます!

    情報解禁日時:2024年11月29日 17時35分

     鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、
    海で起きている様々な問題を学ぶことで、一人ひとりに何ができるか考え、より多くの人に行動をおこしてもらえるよう海の魅力や問題を伝えることを目的として、
    令和4年度より小学生や高校生を対象に「ウニに触れ、ウニを学び、海について考える」授業プログラムを行っています。

    今年度は、新たに中学生も対象として、このたび、下記のとおり、鳥取市立青谷小学校および青谷中学校の全学年生徒を対象として、
    漁業者が県内で蓄養したウニを使った「藻場の恵みご飯(ウニ・サザエの炊き込み)・アカモク汁(味噌汁)」の給食を提供することで、
    身近な海の抱える課題について広く考えていただく機会とします。

    なお、この取り組みは、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、
    海の問題について学び、体験し、考えていくもので、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として行われます。

     

                                      記

     

    1日時(1)鳥取市立青谷小学校12月6日(金)午後0時5分~午後0時50分(準備時間込)
         (2)鳥取市立青谷中学校12月6日(金)午後0時30分~午後1時10分(準備時間込)
     

    2 場所(1)鳥取市立青谷小学校 各教室(鳥取市青谷町青谷3459)
             (2)鳥取市立青谷中学校 ランチルーム(鳥取市青谷町青谷4190番地1)

    3 対象(1)鳥取市立青谷小学校 全学年生徒 169名
              (2)鳥取市立青谷中学校 全学年生徒 75名

    4 指導者 海のプロフェッショナルである当実行委員会の古田事務局長

    5 内容

     青谷小学校では地元の海の問題などについての動画放映、青谷中学校では古田事務局長による
    ポイント解説とともに、漁業者が県内で蓄養したウニと、藻場の恵みであるサザエやワカメを合わせた
    「藻場の恵みご飯」とアカモク汁が提供される予定です。

     生徒は、前記の時間に教室またはランチルームで順次給食の準備をし、準備のできた学年から「いただきます」をします。
    給食メニューを通じて、全学年生徒に、地元の海の状況や海の大切さ、漁業者の取り組みに理解を深めていただく機会とします。

     

    (1)青谷小学校(全学年生徒169名)
        ・食事開始(午後0時20分頃)
        ・本日のメニューと藻場の関わりについてのお知らせ
        ・「ムラサキウニが大量発生した鳥取の海の様子と漁師さん達の活動」動画放映
        ・終わりのあいさつ(感想・アンケート記入)
        ・記念写真(5年生のみ対象・教室にて)

    (2)青谷中学校(全学年生徒75名)
        ・食事開始(午後0時50分頃)
        ・古田事務局長より、本日のメニューの背景や藻場の関わりなど紹介
        ・終わりのあいさつ(感想・アンケート記入)

    6 その他

    ・取材ご希望の方は、前日までに担当までお問い合わせください。また、当日は、開始20分前までに青谷小学校、青谷中学校の玄関の事務室にて受付をお願いします。
    ・各校には、撮影NGの生徒もいますので、取材の際には、担当教員にお声がけください。

    ・当日の連絡先 鳥取県漁業調整課 公用携帯090-4895-6597

     

    (参考)鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画

    (1)ムラサキウニを切り口にしたイベント、環境学習

    1. 青谷高校(鳥取市)でのウニ学習プログラム

      【3年生】5月14日から現地調査により、漁業者による駆除が進められているムラサキウニの「場所や時期による身入りの違い」を調べ、
      10月には商品価値が見込めるウニの有無やその時期・場所の環境条件の取りまとめを実施。結果は12月に校内発表、
      更に中国5県高校生発表会。2月7日には県内の漁業関係者へ発表予定。

        【2年生】青谷町の魚である「アゴ(トビウオ)」をとおして漁業の現状や課題について学習。

    1. 泊小学校(湯梨浜町)でのウニ授業プログラム

      5月28日:生きたムラサキウニとの触れあい、7月17日・9月25日:泊の海の生き物との触れあい、蓄養ウニを使った学校給食(1月予定)

    (2)ウニ新商品開発

    1. 令和6年度はウニ加工品・ウニソースを開発し、7月15日の海の日イベントで試食提供。11月に東京で開催されたイベントで当プロジェクトの周知と合わせて販売。
    2. 令和6年度は、令和5年度にメニュー開発された「ウニムース」とともに、現在開発中のウニソースも用いて県内協力店でフェアとして展開予定(令和7年2月予定)。
       

    <団体概要>

    団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会

         (公益財団法人 鳥取県栽培漁業協会)

    活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化を
            モデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。



    日本財団「海と日本プロジェクト」

    さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。
    そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、
    海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

    http://uminohi.jp

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