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    水中と陸上のごみはどう違う? 親子で体験!山形の海クリーンアップツアー 2021年10月24日【マリンパークねずがせき(山形県)】

    情報解禁日時:2021年11月01日 10時35分

    海洋ごみバスターズin山形実行委員会は、山形県内で問題になっている海洋ごみの問題を受け、土地の魅力を感じながら海岸のクリーンアップを行う親子参加型イベントを開催いたしました。当日は、水中を観察する箱眼鏡を制作し、海中の海洋ごみを観察。その後、陸のごみとの違いを比べるなどの活動を実施し、海洋ごみ問題への強い意識を醸成しました。
    このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。

     世界の海、山形の海では何が起こっている?                    
    ここまで山形の海について学んだ参加者は、さらに幅広く海洋ごみ問題について知識を身に着けます。海洋ごみ問題は今や世界の問題。世界が海でつながり、海流に乗って海洋ごみが世界規模で広がっていること。そしてハワイ付近で山形の住所入りの使い捨てライターが見つかったことを学びます。はるか遠くの島で、山形のものとみられるごみが見つかったことを知ると、参加者からはどよめきが上がっていました。個人の活動が、世界の海を守ることにつながるのです。

     普段とは違う目線で海を見よう!箱眼鏡づくり                    
    砂浜の陸からの目線だけではわからない海中の様子を知るために、参加者が作り始めたのは「箱眼鏡」。
    海中観察に向け、自分たちで道具をつくります。親子で力を合わせながら両手に抱える大きさの箱眼鏡を作り、午後の海での学びに備えました。

     旅行としてのクリーンアップ                            
    クリーンアップツアーの魅力の一つが、土地を楽しむ旅行としてのクリーンアップです。旅に欠かせないのが「食」。参加者たちは、紅エビなど地元鼠ヶ関の海の幸が詰まったお弁当を味わいました。
    こうした海の幸を守るためにもきれいな海を守らなければならないと、決意をにじませる参加者の姿も見られました。

     比べて知る”海のごみ”と”陸のごみ”#1クリーンアップ               
    いよいよ海に出てフィールドワークの時間です。参加者が始めに行ったのはクリーンアップ。安全のため、ライフジャケットを身に着け砂浜に向かいます。秋に入り人出がまばらになった海岸にはプラスチック容器やビニール袋、漁具など、様々なものが散乱していました。地元の要望を受け、きれいにしてもらいたいという場所を精一杯クリーンアップするとともに陸のごみを観察しました。特にプラスチック製品は多く見られ、参加者は大きなものから小さなものまで様々なプラスチックごみを手に取ると、「またプラスチックだ」とつぶやきながら袋に入れ、講師の「便利だからこそ、責任をもって使わなければならない」という話に耳を傾けていました。

     比べて知る”海のごみ”と”陸のごみ”#2箱眼鏡で水中観察              
    それでは、海中にはどのようなごみがあるのでしょうか?午前中に作った箱眼鏡で海中をのぞいてみると、陸では小さく張り付いていたビニール袋や網が、水中を漂いまるで生き物のような姿に見えます。そうした中でも、魚たちは海を泳ぎまわり、参加者を楽しませてくれました。講師から「海洋生物が漂うごみを獲物と間違えて食べてしまったり、絡まってしまったりする」と聞いて、うなづき、納得している様子でした。

     比べて知る”海のごみ”と”陸のごみ”#3海底にはどんなごみがある?          
    箱眼鏡で見られる範囲は浅い砂浜の狭い範囲です。海底にはどんなごみがあるのか、ダイバーが海中清掃したごみを観察しました。湾内の水深5~6メートルの海底にあったごみを水揚げし並べていきます。
    よく砂浜に打ち上げられているペットボトルも、傷がつき穴が開いたモノや長く漂い付着物で重くなったものが海底に沈んでいました。また、網や糸、空の容器も見受けられます。ダイバーから、「こうしたものが深海にまで落ちてしまうと、人の手では回収できなくなる」と話を聞き、参加者はごみを流出前に食い止めることの重要性を感じているようでした。

     生き物にも影響を及ぼす海のごみ                          
    ここまで海洋ごみに関する様々な知識を身に着けてきた参加者たちは、座学で知識を深めます。
    山形県を流れる最上川から流れたと思われるごみが、山形県の鶴岡市や秋田県でみつかったこと。山形の住所が入ったライターがハワイで見つかったことを知り問題の広がりの大きさを感じていたようです。また、海中を流れるごみが動物に絡まってしまう事があることが紹介され、参加した子供がアザラシになったつもりで海洋ごみを模した網抜けにチャレンジしました。何とか制限時間内に網を抜け出せた子どもたちですが、細かな動きができないアザラシなど海洋生物にとって網は危険な存在であることを親子で確認していました。

     「自分ごと」としてアクションを                          
    まとめの時間では改めて今日の学びを思い返し、自分たちの生活と海とのかかわりを考えました。
    ツアーを通して、海の魅力と共に、海に迫る危機を知り、海洋ごみについては回収するだけでは問題が解決しないこと、自らの生活についても考えていかなければならないことを知った参加者たちからは「クリーンアップを目的としたツアーも面白かった」「自分ひとりだけは捨ててもいいと思う人が世界中にいたら大変なことになると思った」「いい意味で危機感を持つことになった。家ではごみを分別して捨てたい」という声が出されました。参加者の多くが、またクリーンアップを行いたいとの思いを持った様子で、様々な人にこの日の経験を伝えアクションを起こしていくことを決意しているようでした。

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