鹿児島・山口で75人が参加!「薩長」が海洋ごみ問題解決に向けて手を組む第一弾!薩長海ごみゼロ同盟「ごみ拾いの陣」を開催しました!
情報解禁日時:2021年09月30日 10時20分
「CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会」と「海ごみゼロ維新プロジェクト実行委員会」は、近年の大きな問題となっている海洋ごみ問題に両県が手を組んで取り組むべく、9月25日(土)に同時開催で「薩長海ごみゼロ同盟 ごみ拾いの陣」を実施しました。
両県でムーブメントを広げることを目的として開催した「薩長海ごみゼロ同盟」の初陣を飾った今回のイベントには、鹿児島県で45人、山口県で30人が参加しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。
「薩長海ごみゼロ同盟 ごみ拾いの陣」は、幕末の近代化に手を組んだ薩摩と長州の「薩長同盟」から取ったものです。国の安泰に向けて突き進んだ、薩摩と長州。
時代は進み、環境問題、そして海洋ごみによる生態系への影響が叫ばれる中、今一度、鹿児島県と山口県が手を組み、両県から日本の海を、そして世界の海を未来に残すべく、ムーブメントを起こそうと開催されました。
イベント概要
・概要:鹿児島県と山口県が「薩長海ごみゼロ同盟」と銘打って手を組み、海洋ごみ問題の解決に向けてごみ拾いなど様々な活動を通してムーブメントを広げる
・日程:9月25日(土)9:00~10:30
・開催場所
鹿児島県・磯海水浴場<〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町9684-2>
山口県・ 美濃ケ浜海浜広場<〒754-0893 山口市秋穂二島434-15>
・参加人数:70人(鹿児島:45人・山口:30人)
・協力:Rethink Project
地元の美しい海を守りたい! 両県で一斉にごみ広い開始!
イベント当日は、両県とも快晴に恵まれました。会場には、CFBののぼり旗だけでなく、今回特別に共通ビジュアルとして作成した、「薩長海ごみゼロ同盟」のぼり旗も設置しました。「同時開催!」だけあり、開会式も両県で同じ時刻の午前9時に始まりました。互いに両県の海水浴場でごみ拾いが行われていることをアナウンスし、士気を高めました。
参加者は、海と日本プロジェクトのイメージカラーである青色の軍手を身に着け、一つ一つ丁寧にごみを集めていました。
合わせて90袋以上のごみを回収
海岸では、ペットボトルや日常生活から出る漂着ごみが多く見られました。両県で協力して開催したことで参加した75人それぞれが、「地元の海をきれいにしよう」「鹿児島と、山口と協力してアクションを広げていこう」と高いモチベーションで望んでくださいました。
今回の「ごみ拾いの陣」は、「薩長海ごみゼロ同盟」の第一弾です。今回集まったごみは、それぞれの海岸で参加者が分析・研究し、11月に予定している「薩長シンポジウム」(仮)で発表されます。分析を兼ねてごみ拾いをすることで、一概に海洋ごみと言っても、ごみに地域差が出ることが分かりました。鹿児島県では、発泡スチロールやペットボトルなどのプラスチックごみが多く、錆びたガス管やパイプ、電化製品なども見られました。
一方、山口県では、中国地方で盛んな牡蠣養殖に使うパイプ状のプラスチックごみが海岸に打ち寄せられていました。参加者からは、「今後は自ら行動してごみ拾いを行いたい」との声も聞かれ、確実に参加者の思いにムーブメントが起こっていました。また、当日は、活動の様子をお互いにTwitterを使って発信。投稿をリツイートしあうなどしてオンラインでも活発につながることで、盟友が頑張っている様子を寄り身近に感じる形にしました。
約1時間のイベントを通して、両県の参加者は様々な海洋ごみが押し寄せている現実を目の当たりにしました。今回、回収された海洋ごみは全体で90袋以上(鹿児島は30袋ほど・山口は60袋ほど)にも上りました。集められた大量のごみを前に参加者は、きれいな海を次の世代に残すために自分たちができることについて、改めて考えさせられる機会になったようです。
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チェスト!FOR THE BLUEかごしま | |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市高麗町5-25 |
代表者 | 実行委員長 池畠 泰光 |
設立 | |
資本金 | |
従業員数 | |
リンク | https://www.mbc.co.jp/event/umigomi/ |